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◎3月のお膳+お弁当☆(2017年)

【お膳のメニュー☆】

(左上)
フキの煮物
(右上)
海鮮ちまき
(左下)
ホウボウの生姜煮
(右下)
フキと油揚げの味噌汁


【右の箱】
(左)
海鮮ちまき
(右)
レーズン入り米粉スコーン
【下の箱】
(上)
ホウボウの米粉唐揚げ
(右)
ライスパスタのカルボナーラ
(真ん中)
豚肉と大根のオイスターソース炒め
(左上)
フキの土佐和え
(左下)
ホウボウの生姜煮
(下)
フキの煮物

●2017年3月は、春の香りの代名詞のフキにグルテンフリー、お江戸の魚のホウボウで整えてみています。 👀

 そして3月と言えば、日本では出逢いと別れのシーズンでもあります。
 今回は、巣立ちを向かえた子供の為に、ご両親が心づくしの最後のご馳走、といったイメージで詰めて戴きました。 (^-^)
 ホウボウがあるからなのか、何となく(私的には★)漁師町のイメージがあります☆ 👀

 ・・・手前の丸い膳は家族で囲んで、旅立つ子の手にあるのは、出発の汽車の切符。
「奥の弁当は、汽車の中で食べなさい」
 とは、お母さんの言葉。
 ホウボウの皮、そしてパスタのベーコンが彩りを添えてくれて、なんだかほのぼの。
 希望のある旅立ちを迎えた朝の、穏やかな色合いのお弁当です。

 期待と不安で震える息子(?)を送る、故郷の味です。
 君に幸あれ、と。
 そんな思いが伝わって来るようです。
 ・・・良い旅立ちになることを、祈る3月です☆ (^_^)/

 それとは、うって変わって今度は「お江戸のお膳」です。
 毎月、出来たレシピで組み立ててお膳カットを撮影してますが、今回は何故だか武家の食卓を感じます。
 フキが手に入ったので、それを煮物と味噌汁に。
 そこへ頂き物が来訪、ホウボウをまるまる一匹、こちらは煮魚で春の旬を味わいます。

 流行の炊き込み飯で、妻を相手にゆったりと食事を摂っている。
 障子の外から梅の賑わい、ちょっと良い身分のお家柄のよう。 👀
 のどかな春の、のんびりとしたお膳に仕上がりました。 (^_^)v

 ・・・この月の撮影では、ホウボウがたくさん届いたので、みんなで撮影大会でした♡
 大きいのも小さいのもあって、小さい方がオスなんだって、カメラマンが教えてくれました。 👀
 そしてブイヤベースアクアパッツァなんですが。
 仕上がりが似たように思えてしまい、ちょっとレシピの選択を失敗したかなと反省したのですが、これって調べてみるとフランス料理イタリア料理
 それなりの違いが分かったので、何だか、個人的にはスッキリしました。 😅💦

 そしてグルテンフリー、勢い込んでやってはみたけど、小麦粉が米粉に変るくらいで、絵的にはあんまり面白くないなー・・・なんて★
 何でも、やってみて判る、という事はあるようです。 (^▽^;)
 (2017年3月公開 文責・山野亜紀・・・2023年)


〇2017年3月の旬食材(フキ、ホウボウ)

【レシピ】
ホウボウの生姜煮 フキの煮物 ホウボウの米粉唐揚げ フキと油揚げの味噌汁 マグロ納豆 フキの土佐和え レーズン入り米粉スコーン ライスパスタのカルボナーラ ホウボウのブイヤーベース ホウボウのアクアパッツァ 海鮮ちまき 豚肉と大根のオイスターソース炒め

【エッセイ】
「日本原産フキ流し、ホウボウ鳴くよな、日本人」~弥生のエッセイ(2017年) 第45話 ・・・日本の民よ、漢字に迫れっ! (2017年2月)

第46話 火縄銃を撃ちに☆ (2017年3月)

第47話 お江戸の生き方を、思い知る★ (2017年4月)

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