●2017年も2月に入り、東京では梅がそちこちで満開っ。
そんな折、織田木瓜紋会(2020年に、こちらは閉会★)で行われている催し、「江戸古地図 Petit(プチ、と読む)散歩 ちょっと織田家」に参加をして来ました~っ。 (〃∇〃)
こちらの会は、知らない人はいない戦国武将・織田信長の子孫に当たる方が主催をされている会なんですね。 👀
毎回場所は違うんだそうですが、この日は東京は文京区の白山から、駒込の辺りまでをぶらり、ぶらりと歩いて来ましたっ♡
・・・ところで実は、実家の会社が以前は文京区にあったので、かの土地に馴染みはあるものの。
白山から向こうは全く知らない土地でもあったので、とーっても楽しみにしておりました。 (^_^)/
●2016年より、こういった催しに参加をするようになっていた私こと、山野亜紀です★
今まではとにかく、立ち廻りの技術ばかりに気を取られていましたが、時代劇とワクを広げて今少し、自分の仕事の理解の度合いを深めてみたい。
・・・そんな思いで始めたこのHP「和心きらり」なんですが、一昨年くらい前になりますか、「戦国武将の末裔の方が催されている会」が幾つかあるのを、知りました。 👀
気に入ったモノに参加をする内、今や武将はもちろん、その家臣の方の末裔や、平家や源氏までもが入り乱れ★
・・・何だか周りがいきなり、賑わってきた感もございます。 😅💦
またそういった方とお話をしていても、師匠の仕事の助手も長らく務めて来たので何か、どんな方でも、時代でも、何となく繋がっちゃう処はあるような気もします♡ (^-^)
●はてさて。
今回は名物(?)白山神社に始まって。
最乗寺、龍光寺、天栄寺、高林寺、目赤不動(南谷寺)、吉祥寺、天祖神社、駒込名主屋敷と来て富士神社、六義園(りくぎえん)を巡りました。
今回のお散歩での(私なりの💦)収穫は、目黒不動がある事は知っていましたが、東京には他に、目赤、目黄、目青、目白と5箇所に、お不動さんがあることと。
そして文京区の辺りは、もとは「将軍家のお狩り場」であった事を知った事でしょうか。 😅💦
これからの時期、はわゆサン的にオススメなのは、枝垂れ桜が楽しみな吉祥寺に天祖神社、六義園の辺り。
ぜひ、その時期になったらまた、足を運んでみたいと思っております。 (‐^▽^‐)
●はてさて、そんな・・・私こと山野亜紀なんですが★
昨今は、「軍師・官兵衛」として大河ドラマにもなった、黒田官兵衛のご子孫の流れの方の会に、よく参加をしています。 👀
そこでは書道をしてみたり、歴史勉強会に参加をしてみたり、「教養講座」にも、足を運んでみました。 (^-^)
さて、その講座のテーマなんですが。 👀
「能」の他にも、日本の文学は「古事記~平安」「鎌倉~江戸時代」という2コースが。
はたまた「和歌」に「仏像と仏教」などなど、多彩です♡
先日は、「イスラム・キリスト・仏教講座」の他に、頑張って「漢字講座」も受けてきました。
・・・お習字を始めたせいでか最近、文字の方にも少し、興味が沸いてきたみたいです。 😅💦
ちなみに、こちらの講座は1枠、2時間のコースです。
お習字は、始業前のオフィスをお借りしてるので、朝の7時半から9時までという時間帯ではありますが、筆ペンでも参加が出来るので楽しい会なのです♡ (2017年以降、終了しています★)
●はてさて、そのお習字についてなんですが★
昨年の夏の写経に始まって。
月に1回こっきりなので、何とな~く続いているお習字なんですが、2月までは中国の碑の文字を参考に書き進めて参りました。
中国には、「書を専門にする役人」がいたそうです。 👀
・・・ところが、「文字が美しく見える」のとは裏腹に、書かれている内容というのが、これまた驚き(!)
「私は、これだけの偉業を成し遂げてきたんだぜ、えっへん!」的な内容であるのが、多いらしく・・・。 😅💦
なので、こういった「書の紹介文」では、書の出来映えについての記述はあっても、内容にはあんまり触れていないモノが多いんだそうですよ。 (^_^;)
●そう聞いてしまうと・・・私こと、山野亜紀なんですが★
お習字をしていると何やか、「文面から、ドヤ顔がにじみ出ている」ような気もして来たりで、ちょっとおかしくなって来たりして★ (^▽^;)
そんな・・・書家の操る、漢字についてなんですが。
実は中国では、文字というモノには尊厳があり、特権階級の人にしか扱えなかった時代が、大変に長いんだそう(!)
1911~2年の辛亥革命より前の時代では、かの地では85%の方が文盲だったとか。 ( ̄_ ̄ i)
私的には何となく、中国の方って全員、漢字に堪能な感じが(勝手に★)していたので、これにはホントに驚きました(!)
・・・彼らからすれば、それまでは全く馴染みのなかった漢字達が、いきなり町に溢れてやって来る訳です。
いやはや、難しいわ、読めないわ★
町の民の混乱が、手をこまねく様子が、目に浮かぶようでございます・・・。 (>_<)
●・・・という事で。
中国では、「漢字を簡略化する為に、どんな文字なら良いかを、民から公募(!)」
・・・かような訳で、もはや、
「えっ!? これ、もとはこんな字だったのっ!?」
というくらいに、原型すら残りもしない「記号のような文字」がどんどんと、あの広い中国に広まり返ってしかも、今も増殖を続けているんですって、へ~え。 (‘_’)
戴いた資料を見てみると、ホントに「これでいいのかっ?」と頭を捻りたくなるような変化が多く見受けられます。 👀
とにかく、「画数が増えると、難しい★」から、10画以内(!)に納めるようにしているのだとか。
・・・は~あ。
この、公募というのが良くないのでしょうか。
旅先でよく、私の家族がレンタカーなどを運転しながら、
「この地名は元来、A市とB市が合併して出来たんだけど、その名前って公募で決まる(!)せいか、とにかくひどいんだよ。何でもカンタンにして、平仮名にしてしまえばいいのかっ!?」 (>_<)
などと、憤慨していたのを思い出します★ 😅💦
●・・・そんなこんなで漢字の歴史、レクチャーは続きます。
中国という国は、とにかく歴史が古い事だけは判ります。
和心きらりでも、「人参エッセイ」でも紹介をしてますが、その長すぎる歴史の中で・・・一口に中国とはいっても、とっても広い国ですから(!)
かの地では、たくさんの国が興っては滅亡、興っては滅亡を繰り返し★
日本はその歴史の中で、とある国と交易をしては、その国が滅亡するとまた、別の国へと乗り換えて・・・というように、その時々で、親交をしていた国の漢字と巡り合い、親しむを繰り返して来ました。
そういえば、同じ漢字なのに「音読み」と「訓読み」で読み方が全然、違いますよね。 👀
音読みが、中国での読み方で。
その文字に、日本古来の呼び方を当てはめていったのが、訓読みであるのだとか。
●中国はとにかく広くて、歴史も古く。
その各地と親交をしてきた日本ですが、何しろ広い土地柄なので、その時々の時代や場所で「漢字の意味や、読み方」までも、違っているんだとか。 👀
例えば、「行」という文字がありますよね。
これを呉(222~280年頃)の時代に伝わって来た折には、「ぎょう」と読み。
漢(25~220年頃)の時代なら、「こう」。
宋(唐)(960~1279年頃)でなら「あん」と読んでいたそうで、それぞれ、行列・行動・行灯(あんどん)といった例が、紹介をされていました★
とにかく例を挙げればキリがないんだそうですが、かの人参エッセイでも、同じ人参を渡ってきた年代では、日本ではそれを「朝鮮人参」と称してみたり、はたまた「高麗(・・・という国が、かつてあったので★)人参」と呼んでいたりとも、あったようです。 👀
●ところで、「和心きらりレシピ」を更新する度に思うのですが。
よく「材料名」で漢字を使うか、それとも平仮名やカタカナ書きにするのかで迷うことがあります。 (^^ゞ
扱う漢字、文字にも「判りやすさと、読みやすさ」を心掛けて更新をしているのですが・・・しみじみ。
こうしてみるとホントに、魚や野菜、貝の名前にも、こんなに漢字があったとは★
モノの形をかたどった象形文字から来ていたり、はたまた当て字であったり、ほんとに様々ですよね♡
・・・そういえば、貝類についてなんですが。
何故か貝なのに、「虫」という文字で表す事が多いですよね。 (゜_゜ )
浅蜊(あさり)、蛤(はまぐり)、蜆(しじみ)なんかが親しみやすい処なのですが★
●ところで日本が、かの地と貿易を始めた走りが、弥生時代と聞きました。
邪馬台国の卑弥呼が・・・とか。
中国では、多層建築も始まっているのに、日本はそんなご時世です。
そんな頃ですから、まだまだ脳の方ももちろん、そちら方面での発達はをしてはいなかったでしょうか。
「ケモノやトリ、サカナ以外」は「総て、虫」と捕らえていたようなんです。 👀
ものすご~く大ざっぱな感じも致しますが、「和心きらり」では、たくさんの食材の歴史を紐解いて来ていたので、私的には何となく腑に落ちた感じが致しました。 (^_^)/
この教養講座は、講師の方が「教養は楽しいし、自分自身を豊かにするから」と信念を持ってされているんですが、私自身も「文化だけが、人の心を幸せにする」と信じて止みません。
そして虹は、当時の人たちは科学なんてわからないから、虹は、虫が作っていると信じていたと聞きました♡
そう考えると、ちょっと楽しい・・・♡
虹を作る虫って、見てみたいなぁと思う・・・昨今の私なのでした。 (〃∇〃)
(2017.2.1 文責・山野亜紀)
〇2017年2月のお膳