今日も大漁、どんとこい!
生で食らうか、たたきにするか、
今日はコレだの、カツオで作った竜田揚げ!
- ★2人分の材料です。
- カツオ刺身‥‥‥100g
- (a)しょう油‥‥‥小さじ1強
- (a)酒‥‥‥小さじ1強
- (a)ニンニク‥‥‥1片
- (a)ショウガ‥‥‥1片(1片は、親指の1関節分程度)
- シシトウ‥‥‥4本
- 片栗粉‥‥‥適量
- 揚げ油‥‥‥適量
-
- カツオを保存容器に入れて、(a)を加えてざっと混ぜる。
そのまま、翌日まで冷蔵庫で保存する。
<翌日> - フライパンに、2cmほどの油を注いで火にかける。
- ポリ袋などに「カツオと片栗粉」を入れて振り、粉をカツオ全体にまぶす。
- シシトウは、竹串で1か所穴をあけて破裂を防ぎ、油がまだぬるいうちに入れて、さ~っと揚げる。
- 油に菜箸を入れて「小さな泡が沢山出てきたら、適温」になった合図なので、3を一つずつ、くっつかないように入れる。
- 途中でカツオの上下をひっくり返し、菜箸で挟んだ時に「チリチリとした振動」を感じたら、網にあげる。
- カツオとシシトウを、器に盛る。
- カツオを保存容器に入れて、(a)を加えてざっと混ぜる。
●スーパーで「生のカツオ」を買う時に、アナタはどのタイプで買い求めていますか?
例えば「たたきサラダパック」なる名前で、玉ねぎやレタスの上に「鰹のたたきスライス」が乗っているタイプなんかもありまして、昨今はけっこうに、色々な形で売られていますよね。 👀
半身を買うに決めたとしても、「ここは一つ、背身でいく」のか、はたまた「いやいややっぱり、腹身でいく」のか・・・などなど。
まずそこの辺りからして、悩むポイントではあります私こと、山野亜紀なんです。 😅💦
ハラワタを処理したからなのか(だから、背身よりはグラム数が少量からなのか・・・?)
背身より腹身の方が廉価なのですが、私は何故だかいつも「背身」の方に、ご執心です。 (〃∇〃)
●ところがある日、近所の居酒屋の店主に聞いてみたところ。
「背身はさっぱりで、腹身は脂が乗っているから少しこってり、どちらでも好きに選べばいい(!)」
・・・というお話だったんですが、実は余り私は、食べ比べた事がありません・・・。 (^^;)
やっぱり「両方買うには大きすぎる」しで、何となく・・・腹身よりは「背身の方が、身がしっかりしている(けど、確証はない★)」気がして、こちらばかりを買ってしまっているのありました★
●はてさて、好きだから・・・時期にはよくカツオを買い求めてしまうのですが、振り向けば独り暮らしの私の人生★
「(半身でさえ)こんなにたくさん、食べきれるかしら・・・★」
などと思いつつ、買っては、残った半分をヅケにしたりして、翌日の朝に食べたりもしていました。 👀
せっかく生で買ってきたのだから、生のままで楽しみたい・・・。
でも、一度ではやっぱり食べきれない・・・★
なので今では半身を買うよりも(食べきりサイズの)スライス刺身ばかりを選ぶようになってしまいました・・・。( ̄_ ̄ i)
・・・でもでも、考えてみれば半身の方が割安・・・。
前日に残してしまったお刺身でも、そこを何とか美味しく食べる術はないものか・・・。
という訳で、リクエストに応えて戴いたのが、この竜田揚げなのでありました。 (^▽^;)
●さてタンパク質いっぱいの、赤身魚の代表の鰹さんです。
私はちょっと、お刺身で食べる時には敬遠してしまっているんですが、「血合いの部分」。
ここには、鉄分はもちろんのこと、造血作用のあるビタミンB12も含まれているので、貧血予防にも効果あり!
・・・実は、鰹さん。
「アルコールを分解して、二日酔いを防いで」下さったり、脳の健康を守るナイアシンも豊富に含んでおられていて・・・などなど。
昔から愛されているお魚なんですが、美味しいだけではなくて、健康効果も実は高いんです(!)
時間を置く場合には、殺菌作用の高いニンニクやショウガ入りのこんなタレに漬け込んで、竜田揚げに挑戦してみてはいかがでしょうか。 (^-^)
●暑い時節でも、鍋に敷く油は、カツオの切り身が沈むくらいの深さの約2センチほどでOK!
夏の油モノって、ちょっと身体にパンチを与えてくれます。
これで、半身のお刺身を買っても心配ない!
美味しくムダなく、ぜひぜひお楽しみ下さいませ♡ (〃∇〃)
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「初鰹(!)空豆は安土桃山、日本人」~皐月の旬(2015年)
※第24話 「まいりました、鰹さん★」(2015年5月)
(2017.8.28 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年8月のお膳