- シーフードミックスなどの冷凍食品は、海水程度の塩水(500mlの水に対し、大1の塩)につけて解凍させ、水気を切る。
- シャーベット状などで留めるのではなく、素材本来のぷりぷり度が(生の状態まで)回復するほどに、しっかりと解凍してから調理を始めて下さい。
●価格が安定していて、その気になれば「御取り寄せ食材」として、その名誉ある地位を欲しいままにしている冷凍の魚介類です。
私こと山野亜紀も、2013年11月に「このHPの旬食材」に牡蠣を取り扱ってみました。 👀
こうして一度扱ってみると、どうしても色々と試したくなってしまい、スーパーを色々と物色をしてみたのですが、牡蠣はもちろん(!)
魚介類だって、レシピを試すほどに買うとなると、けっこうお財布に厳しいという事を実感致しました・・・★ (^▽^;)
そこでついつい「マリネ」とかなら、このまま解凍しないで調味液にぶっこんでしまえばラクじゃないかなんて、考えてしまう・・・私だったんですが★
井田先生曰く、「シーフードは、扱いが難しい」のだそうです。 ( ̄_ ̄ i)
凍ったままで鍋に入れて調理しようものならまず、ちっちゃく縮んで、固くなってしまいます(!)
・・・何しろ冷凍食品は、生のままで凍らせてしまっているので、火を通さないと使えません。 💦
上の写真は「牡蠣の酒煎り おろしポン酢」でもご紹介をしていますが、このレシピは、冷凍食品の牡蠣を使って作られています。 👀
・・・一見「生なように見えます」が、こちらのレシピをよくよく、ご覧ください。
酒と塩をいれたお湯で湯がいてから、調理をしております♡ (^-^)
はてさて。
こういった魚介類を解凍する場合ですが、まず、海水に近い水で解凍するのがベストなんだそうです。 👀
「3%程度の塩水」となると、500mlの水に対して、大さじ1(15g)の塩の塩梅。
・・・しみじみ思うんですが、海の水ってホントにしょっぱいんですねぇ。 (^_^;)
海のモノは、海で生きてきただけあって、その体内に塩分を含んでいるんだそうですよ。 👀
特にシーフードミックスのような食材は、スポンジのような素材・・・。
「凍っているから、表面は固い」ように見えますが、解けちゃえばスポンジ★
井田先生より、そう言われてみれば、納得がいきます。 ( ̄_ ̄ i)
スポンジなので、真水で解凍すると逆に、水に旨味が逃げてしまうんだそうです。
これが塩水なら、旨味は全く逃げない訳ではないんですが、真水よりは「塩コーティングの効果で逃げない」んだそうですよ。 👀
井田先生が仰るには、「シーフードは、かなりの知識がないと上手く使えない食材の一つ」なんだとか★
せっかくの素材の美味しさを活かすためにも、ここは解凍を試みて戴けたらと思います。(^-^)
(2015.1.1 文責・山野亜紀)
〇調理例:シーフードマリネ