あっ、いけない!
おたみの声には、こちとら苦笑いさ。
形悪くても、うまけりゃいいやな、そろそろ行こうぜ、
太巻き担いで、親に会いに。
- ★2人分の材料です。
- 米‥‥‥1.5合
- 水‥‥‥1.5合
- (a)酢‥‥‥大3
- (a)砂糖‥‥‥大1.5
- (a)塩‥‥‥小0.25
- 海苔‥‥‥1枚
- 穴子蒲焼き‥‥‥1/2尾
- キュウリ‥‥‥1/4本
- シソ‥‥‥2枚
- 厚焼き卵‥‥‥1/4本
- でんぶ‥‥‥大1
- 米は洗って昆布をのせて吸水させ、普通に炊く。
熱いうちに(a)を回しかけ、切り混ぜる。
穴子、キュウリ、厚焼き卵は棒状に切る。
キュウリは、種の部分を抜いておく。 - 海苔に寿司飯を敷き、上下1cmはあけておく。
真ん中に具をのせ、しっかりと巻き、形を整える。
濡らした包丁で切り分ける。
●色々とやって来た「和心きらり」・・・なんですが★
やっぱり、卵料理にも注目してみたくなったんですね。 👀
なぜって卵は、冷蔵庫にいつもある常備菜(!)じゃないですか。 😅💦
・・・振り返ってみれば、私こと山野亜紀ってついつい、卵はお味噌汁に落としたりとか、目玉焼きを作るくらいで、いつの間にかバリエーションが減っている・・・★ (>_<)
せっかく、「和心きらり」をやっているのに、これではイカン(!)と思ったワケです。 (^_^;)
今月の「時代劇・食文化エッセイ」でも、ご紹介をしているんですが(!)
江戸も中期以降となると、卵は庶民にも愛される食材になっていきます。 👀
かような訳で今回は、「米&卵料理の合体版(!)」として、太巻きをご紹介いたします~♡
ところで太巻きは、もちろん江戸時代からあるアイテム☆
私を育ててくれた明治産まれの祖母の、お得意料理でもありました。 (^-^)
・・・ちなみに、キュウリを(種を抜かず★)そのままで巻いてしまうと、種が潰れてグチャグチャになってしまうそう(!)
なので種は、抜いてから巻いて、キレイな完成度を目指してお試しください♡
・・・ところで太巻きってついつい私など、目一杯(!)にご飯を海苔に敷いてしまいたくなるんですが★
こうしてしまうと、海苔部分が足らなくて、切腹します・・・。 (^_^;)
なので上下1センチずつ、必ず空けてから巻くのが、ポイントです♡
・・・そういえば私が子供の頃に、祖母は太巻きを作る時には、海苔の上下の隙間に、
「糊(ノリ)の代わりに」
と言って、米粒で海苔を付けていたように、記憶しています。 👀
でも井田先生にお尋ねすると、「そこまでしなくても大丈夫」との事でした。 😅💦
ところで太巻きと言うと、巻き簾がやっぱり欲しくなりますよね。
・・・これも今では、鉄製のモノやらシリコンやら。
値段の方も、100円~2千円をさまようアイテムなようです。 👀
太巻きの具も、今回は出来あいのモノを入れて作ってますが、色々手作り、工夫してみて下さい。
みなさまの海苔巻が、(私も含めて!)切腹しない事をお祈りいたしております~☆
(2015.1.1 文責・山野亜紀)
〇太巻き