- レンジで温めると、ラップは一度膨張します。
ふんわりと膨らむ広がりを作りますが、端は(蒸気が逃げないように)隙間なくピッチリとくっ付けておく。 - 温めが終わったら、冷めるまで絶対にラップは剥がさないこと(!)
膨張したラップは、冷めると徐々に、下へと垂れさがっていきます。
この時、「食材にくっつかない程度の、ふんわり度を保つ状態」であること。
●高タンパクで、低脂肪。
しかも低カロリーという、優れモノの・・・鶏の胸肉や笹身肉です。 👀
食べれば、疲労回復効果もあって、何よりも(!)お財布に優しい食材ですよね♡
それが、焼いてみれば固くなってしまうし、煮てみれば何だかパサパサに・・・★ (T ^ T)
かような訳で、どうしても手が伸びにくい(!)
・・・敬遠しがちな食材だった、この方達でした★
そこの処を、美味しく仕上げてくれる秘密を、井田先生が開発されておられましたっ!
それが、「井田流・ふんわりラップ術」なんですっ。 (^-^)
●先に説明もしていますが、ふんわりラップの極意は、こんな処。
「ふんわりラップの中」では、こんな事が起こっているんです。 👀
(1)
加熱すると、ラップは(膨らみはしますが)中は、密閉状態。
なので、食材から上がる蒸気を逃さず、お皿の中は一度、真空状態になります。
その空気で食材を圧迫するだけ(!)なので、素材は固くなりません。
(2)
加熱後に、ラップは剥がさずに、そのまま冷ましていく事がポイント(!)
蒸気の中で、ゆっくり冷めていくので、素材の柔らかさを保ちます。
●井田先生は過去、コックをして事があったのだそうです。
お店には「チキンサラダ」なるレシピがありましたが、これがプロの所業とはいえ、大変に手間ヒマのかかるシロモノでした。 (^_^;)
まず、鶏の胸肉を、沸騰しない程度の湯で茹でてから、茹で汁ごと冷ますこと(!)
・・・これだと、たしかにしっとりパサつかず、美味しくは仕上がります★
でも、これをご家庭でやるとなると、どうでしょうか。
(1)
まず「煮汁ごと冷ませば、時間が掛かりすぎ(!)」
(2)
冷めた美味しい煮汁の活用法は、一体どうする(?)
レストランなら煮汁は、スープやブイヨンに利用できます。
でもでも、ご家庭ではちょっと・・・★
頭をこねくり回した揚句、ラップで何とか出来ないかと考案されたのが、この「ふんわりラップ」なんですって♡
ぜひぜひ、チキンサラダや棒棒鳥などなどに、ご活用下さい~☆ (^-^)
(2014.6.1 文責・山野亜紀)
〇ふんわりラップの調理例:春菊とささみのゴマ和え