ここ一発の愛がある!
ねばれよここで、もひとつ辛抱!
巡り会えるぜ、粘り勝ち取る・・・鮭入り山芋・落とし揚げ!
- ★2人分の材料です。
- イチョウイモ‥‥‥120g
- 塩鮭のほぐし身‥‥‥15g
- 焼き海苔‥‥‥1/2枚
- 揚げ油‥‥‥適量
- 揚げ油を火にかける。
イチョウイモは、皮を剥いてすりおろす。 - 1に「鮭のほぐし身(鮭フレークでも良い)」を加えて、混ぜる。
- 焼き海苔を8等分し、2をスプーンですくってのせて、180℃の油でうっすらと色づくまで数分揚げる。
よく油を切り、器に盛る。
●日が一日一日と、短くなっていくこの秋の時期です。
太陽までも根性がなくなり、気温も下がって、人の心もへたりがちな・・・この時期です★
そこで、ここ一発!の根気と粘り(!)を醸し出す・・・。
そんなお料理は、いかがでしょうか。(^▽^;)
・・・そう、粘りといえば、山芋です!
縄文の頃より、この国で食されていると言われているアイテムです。
・・・なんですが、白一色で何だか地味ですよね・・・★ ( ̄_ ̄ i)
という訳で、見た目にもちょっと華やかで、食べて美味しい・・・♡
そんな一品に、仕上げて戴きましたのが「山芋の落し揚げ」です。
・・・えぇ、料理動画でもご紹介をしている、「ノリに乗っちゃうレシピ!」です。 😅💦
海苔と山芋、そしてサケとの栄養的な相性はいかに・・・? (*´ω`)
●海のモノの海苔と、サケさんです。
さらに、これに米と来れば、古来より我が国で愛されている「シャケむすび☆」ですっ!
この黄金比率(!)を、嫌う日本人はまずいないと思いますっ!
・・・逆に、あまりにも身近過ぎて、見落としてしまいそうな感じのするアイテムではありますよね。 👀
さてこの度は「米の代わりに山芋」としていますが、こちらもデンプンの多い主食的な食材です。
こんな小さな、小粒の・・・この一品で、すでに主食とおかずが合体している・・・♡
海のモノと、山のモノとが共存している・・・そんな一品です。 (〃∇〃)
●さて、ここで突然なんですが。
NHK朝の連続テレビ小説で、「窓際のトットちゃん」という番組がありました。
その、小学校での昼食時のお話です。
こちらは、戦前から始まる日本の(実在する!)お話ですよね。 👀
とにかく当時の日本は貧しい時代だったので、お弁当の時間になっても(!)
クラスのには、それも持って来られない子がいてみたり。
はたまた当時の教養として、お弁当を持って来る事は出来ても、そのおかずって、どうしても偏ってしまいがちだったんだそう。 👀
なので昼食時になると、学園の給仕のおばさんがそれぞれ、みんなのお弁当を見て回っては、・・・足りないようなら!
「海のモノのお鍋」と「山のモノのお鍋」を用意していて、それぞれに、おかずを振る舞っていたなる下りがありました♡ (〃∇〃)
今更ながらに、「栄養の基本って、この辺りなのかなぁ・・・?」なんて、思う私こと山野亜紀です★
「海のモノ」と「山のモノ」
厳密には違う事も多いかもですが、この時代の愛情が感じられる下りです♡ (⌒▽⌒)
●さて今回は、山芋は山芋でも「イチョウイモ」が使われています。
それは、それはあの「粘り気を買って!!」のご登場なのだとか・・・♡
・・・山の芋は、ジネンジョを筆頭に色々種類もありますが、その水分量や肉質で粘りももちろん、それぞれに違うそう。 👀
例えば、長芋のようなサラサラ感やら、モノによっては、ぽってりな粘りっ気も(!)
それぞれ、味わいまでも違います♡
なので今回はぜひ、イチョウイモでお試し下さい。
カラフルで可愛く、もちろん揚げたてがオススメです・・・♡ (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「スズキはめでたし、山芋は? 縄文からだよ、日本人」~霜月の旬エッセイ(2014年11月)
(2017.11.13 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年11月のお膳