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〇キノコの醤油漬け

いつも側に、お前がいる・・・♡
寒い夜でも、共におられれば何も構わぬ、
それ手を携えて生きてゆこうや、
おぉ、うめぇなぁ・・・え、キノコで作ったしょうゆ漬け。

  • ★作りやすい分量で、ご紹介をしています。
  • シメジ
  • エノキダケ
  • マイタケ
  • シイタケなど合わせて‥‥‥400g
  • (a)しょう油‥‥‥大さじ3
  • (a)みりん‥‥‥大さじ0.5強
  • (a)酢‥‥‥大さじ0.5強
  • 鷹の爪‥‥‥1本
  • ニンニク‥‥‥1片(一辺は、親指の第一関節くらいの大きさ)
  1. キノコ類は石突を除き、シイタケは薄切りに、他はほぐしておく。
  2. 大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、を加えて沸騰直前にザルにとる。
  3. 粗熱がとれたらボウルに入れて、(a)と種を除いた鷹の爪、スライスしたニンニクを合わせたものを加えて、ざっと混ぜる。
  4. 冷めたら清潔な保存容器に移し、そのまま冷蔵庫で保存する。

※保存は、冷蔵庫で2週間ほどです。
※豆腐や納豆、ゆで野菜、ごはんなどにかけても、また、炒め物やピザの具にしても美味です♬

●小学生の時に、私の祖父が亡くなったの・・・のですが。

 それを機に、実家の隣りにあった隠居家で暮らすように両親から言われて、高校を卒業するまでを私は祖母と一緒に暮らしていました。 👀
 なにしろ両親は共稼ぎでしたし、父は小さいとはいえ会社の社長で、週に1度帰ってくるか来ないかという日々・・・。

 そして祖母は、とにかく「お料理が好きで、上手な人」でした♡
 荒巻鮭なんかを送られて来ても、出刃一本で三枚に下ろしている姿はとにかく、子供心にも圧巻♡でした。 (^_^)/
 私は祖母から、たくさんの昔話を寝物語にして聞いて育ちました。 👀
 今でも魚を下ろしている姿などは、見るのが(!!)大好きです・・・♡

●はてさて、祖母は明治37年に岩手県の一関の山奥(萩荘)!で産まれました。

 実家は農家でありながら、祖母の父親が「汽車のポイント切り替えの仕事」をしていたので、定収入があったのが良かったのだと、よく言っていました。 👀
 たまに父親の弁当箱に、どこかから戴いたお菓子が入っていたりして、祖母は大・興奮!
 ・・・そのせいもあってか、とにかく祖母は甘い物が大好き♡で、私と知り合った当時は、もうすでに総入れ歯に近いお方でありました★

 今でこそ「虫歯を防ぐフッ素加工歯磨き☆」など、「虫歯予防のグッズ」が数多く売られていますが、祖母の時代には全く、そんな物はなかった訳ですから・・・。 (T_T)

●さて、そんな祖母は4人の子供を産みましたが。

 唯一の男子であった長男は、ご時世のせいでか戦争に取られてしまい、あっという間に亡くなってしまいました。
 かの人は陸軍の軍人さんで、少尉であった叔父の話を祖母から、母から私は長らく聞いて育ちました。 👀

 ・・・その叔父が陸軍士官学校で学んでいた戸山流の剣術を、私は林邦史朗先生を通して知りました。
 今思えば、祖母と暮らしていなかったら、今の私の生き方はしていなかったと思います。

●・・・はてさて。

 総入れ歯の祖母は、とにかく柔らかい食べ物が大好きで、今ではよく瓶詰めで売られている「ナメタケ」をよく手作りしていました。 👀
 今回の「キノコのしょうゆ漬け」を見て祖母を思い出し、私は懐かしい思いで一杯でした。

 もっとも祖母は、辛い食べ物は余りトクイではなかったので、ニンニクや唐辛子は入れて作っていなかったとは思います。 (゜_゜ )
 なぜこれらを加えたのかと、清水先生に質問してみると。
 「風味と旨味が増すのはもちろんなんですが、殺菌効果も高くなるので、常備品としての日持ちが良くなるんですよ」との事でした♡

 またキノコを湯に入れてすぐに引き上げる(!)のは。
 実はキノコさんって、風味や旨味がとっても、デリケートなお方なんだとか・・・★ (>_<)
 なので、ここで沸騰をさせてしまうと、それが失われてしまうから。
 だから、直前で引き上げるのだというお話でした。 👀

 ところで撮影現場では、撮影に関わるメンバー全員で試食をさせて戴く傍ら、激ウマ!の声が轟くのと、
「これは絶対に、日本酒にあう・・・っ!あぁ、酒が吞みたい~っ・・・!!!」
 ・・・という、また人々の絶叫が響き渡っておりました・・・。 (^▽^;)

 とにかく食物繊維が一杯で、キノコさんといえば、食せば満腹感も増して下さいますし、ましてやデトックス効果までも満載な・・・お方です♡
 お好きな方々を組み合わせ、生活の傍らにそっと添えてみませんか?
 とにかく美味しい事(!!!)は、私たち撮影隊が保証を致します・・・♡ (〃∇〃)

 ※こちらもよければご参考まで。
 ※☆「キノコに秋味、日本人」~神無月の旬(2013年10月)
 (2017.11.6 文責・山野亜紀)
 (料理・器/清水紀子)


 〇2017年11月のお膳

〇五穀豊穣・三色おむすび(11月)

〇鮭入り山芋・落とし揚げ

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