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〇あさりのお味噌汁

出汁を入れよう、お前さん、
味噌は後入れ、お前さん、
・・・わかっているよ、うるせぇなぁ!
女房の病気に亭主が活躍、今日はうれしい・・・あさりのお味噌汁♡

  • ★2人分の材料です。
  • アサリ‥‥‥2/3カップ
  • ネギ‥‥‥10cm
  • だし汁‥‥‥400ml
  • 味噌‥‥‥大さじ1強
  • 万能ネギ‥‥‥適量
  1. アサリは、海水程度の塩水(今回は150mlの水に対し、小さじ1弱ほどが目安)に浸して、砂抜きをしておく。
  2. 鍋にだし汁を注いだら、のアサリを加えて中火にかける。
  3. アサリの口が開き始めたら火を弱め、小口切りのネギを加えて、一呼吸置いたら火からおろす
  4. 味噌を溶き入れて、お椀によそい、小口に切った万能ネギを散らす。

●あなたは、貝のお味噌汁を作る時に、出汁を入れますか・・・?

 恥ずかしながら、私はやったことがありません(!)
 ・・・貝は、貝だけのお出汁で、シンプルにっ。
 そう思って生きて来たのですが、「貝の旨味と、お出汁の旨味の相乗効果の前に、敗れ去りました・・・。 (T_T)

「今度から、絶対にこうやって作ろう!」
 ・・・と心に決めたのがこの、アサリのお味噌汁さま☆なのでございまする~っ。 (^_^)/

●さて、この・・・お出汁なんですが★

 昆布のモノを使うなら、グルタミン酸がプラスで、旨味もそれぞれに違うので「お好みのだし汁で良いですよ」とのお話でした。
 ・・・これを機に、色々と試してみるのも、楽しいかも知れませんね♡

 はてさて、そんな・・・アサリさんなんですが。
 ・・・日本人には、あまりにも(!)馴染み深いお方なようで、私の蔵書にはこれといったレシピは紹介されていませんでした★ 😅💦
 たしかに時代劇とかでも、
「あっさり~ィ、しじみっ!」
 って棒手振が景気よく(?)、売り歩いているアイテムでは、ありましたよねぇ・・・。 (^▽^;)

●そんな身近なお方なんですが、育てば6センチほどにも成長をするのだとか。

 ・・・そして、人間もそうですが★
 このアサリさんも、年中産卵をしている(!)そうで、主には春と秋が旬のよう♡
 水温が良いと思われる時期に、「産卵するほどの体力(資料には、肥満度と★)の高いお方」が、トライをされているらしい・・・☆

 またアサリさんは、日本全国どこでも獲れるのだそうですが、日本海よりは太平洋側に多くお暮らしになり、湾内の干潟や、砂地などを好むそう。 👀
 砂に潜っては外敵から身を守り、水管を伸ばして、海中の植物プランクトンやら、浮遊有機物などを濾しとって食べているそうなんですね。

 なので、こんなに小さな身体であるのに、水質浄化機能が期待出来るのだとか(!)
 成貝ともなると、1日に10リットルもの濾水(!)をされているって・・・何だか、スゴイお方ですよね。
 また、このアサリの貝殻は個性的で、同じ模様の貝はまず、存在しないのだそうです。 (‘_’)

●そしてその栄養はといえば、鉄分と造血作用のあるビタミンB12が含まれていて、貧血予防に効果あり!

 ・・・カルシウム、亜鉛なども多く含んでいるので、特に妊婦さんに良いとも資料に。
 はたまた含まれる「発育のビタミン」と呼ばれるビタミンB2には、髪や爪、皮膚の細胞再生を活性化する作用も♡
 そして、肝機能をアップして下さるタウリンも多く含まれていて、これは心臓を強くして下さいますし、そのほか血液サラサラ効果もあって、糖尿病の抑止や眼精疲労にもにも良いとあります。 (〃∇〃)

 ところで、途中で加えるお味噌は、煮立たせると香りが飛んでしまうので(!)
 ぜひ、火を止めてから後入れ☆で、お楽しみ下さいませね♡

 健康と美容にうれしい、ほっこりお味噌汁はいかがでしょうか。
 大昔から日本の心と身体を護って来てくれた、とってもうれしい一品です♡ (^_^)/

 ※こちらも、よければご参考まで。
 ※☆「江戸前でアサリか、ウドは原産、ねぇ日本人」~皐月の旬(2014年5月)
 (2017.10.16 文責・山野亜紀)
 (料理・器/清水紀子)


 〇2017年10月のお膳

〇さつまいもご飯

〇秋刀魚の甘辛煮

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