【お膳のメニュー☆】
(左上)
田楽みそ
(真ん中・上)
キノコの醤油漬け
(右上)
お酒 😅💦
(中央)
蒸し鮭の秋色あんかけ
(左下)
きびめし(五穀豊穣・三色おむすびより)
(右下)
菜っ葉汁
●11月というのも、以外に行事の多い月でありました。
「七五三」に「酉の市」に、「新嘗祭」♡
この撮影を通して、私こと山野亜紀は、酉の市の行事食が「八つ頭」に「切山椒」だと初めて知りまして・・・。
・・・買う、買わないでの「八つ頭」の方はともかく、切山椒はこれまで存在も知りませんでした。
(個人的に、酉の市に行く習慣がなかったんです。💦) (´_`。)
●かように色々、新鮮な事もあるんですが、この度は新嘗祭をイメージして「秋の彩り」を意識してみよう!
素朴でありながら、豊かな実りの秋に感謝できるような、そんなお膳にならないものか。
・・・また日本の11月はといえば、秋も盛りを過ぎて、もうぼつぼつに冬支度が始まる頃です。 👀
木枯らしにはまだ少し早いけれども、落ち葉も増えて、冷える日々が始まります。
これから迎える冬に備えて、身体の方も支度をしていきたい処です。
ぼつぼつ冷たい風が、頬を叩く時期になります。
七五三があり、酉の市で収穫に感謝し、勤労感謝の祭日(新嘗祭は、元来は皇室の祀り)もあり。
五穀豊穣を尊び、実りの秋の季節はもちろん、豊かな食材のすべてに感謝を致しましよう!
新嘗祭に、地元のお祭りにも顔を出して、地域の人々と繋がろう!
日本古来から愛されている品に、これでもかというくらにに、秋の彩りを足してみよう!
そんな事を心掛けていたら、枯れ葉色がメインで、・・・でもでも落ち葉の紅や黄色の彩りも豊かに、何だか・・・シブくてステキな お膳に仕上がったとホクホク独り思う私でありました。 (^_^)/
(2017.11.30 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
《新嘗祭は、皇室の祀り》
◆新嘗祭は、天皇が「その年に収穫された五穀を宮中の神殿に供え」、それを神さまと共に食べて収穫に感謝し、来年の豊作を祈る行事(神事)。
《新嘗祭の起こり》
◆日本初の新嘗祭は、飛鳥時代の皇極天皇の時代から現在も、行われている。
◆1873(明治6)年、太陽太陰暦から現代の太陽暦へと暦が変り、11月23日に祝祭日に。
◆第二次世界大戦後、GHQの占領政策により、「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう」勤労感謝の日と名前が変わりました。
《庶民には、収穫祭はないの?》
◆東日本では、旧暦の10月10日に「十日夜(とおかんや)」が、それにあたる。
◆西日本だと、旧暦の「亥の子の祝い」と呼ばれます。
・・・稲の刈り取りの後に餅をつき(亥の子餅など)、お供えして田の神様に収穫を感謝する祭りに。
〇2017年11月の旬食材(鮭、山の芋)
【レシピ】
五穀豊穣・三色おむすび(11月) 納豆とろろごはん 菜っ葉汁 蒸し鮭の秋色あんかけ キノコの醤油漬け 鮭入り山芋・落とし揚げ 田楽みそ 切山椒
【エッセイ】
☆「たどり辿って山のイモ、サケ愛されている日本人!」~霜月の旬エッセイ(2017年) 第55話 私ってアザラシ?