漬けるだけで、手間いらずっ、
赤白と揃って、やる事がニクイじゃぁねぇか、
・・・牛のたたき漬けとこっちは、長芋が入った柚子の酢漬けで、
紅白そろって、縁起がいいやね!
- ★作りやすい分量で、ご紹介をしています。
- <牛のたたき漬け>
- 牛もも固まり肉‥‥‥400g
- 塩 ‥‥‥少々
- コショウ‥‥‥少々
- (a)しょう油‥‥‥大さじ4
- (a)酒‥‥‥大さじ2
- (a)酢‥‥‥大さじ2
- ネギ‥‥‥1/2本
- ニンニク‥‥‥1片
- ショウガ‥‥‥1片(親指の第一関節くらいの大きさ)
- サラダ油‥‥‥少々
- <長芋の柚子酢漬け>
- 長芋‥‥‥100g
- (a)酢‥‥‥大さじ1
- (a)柚子果汁‥‥‥小さじ1
- (a)塩‥‥‥小さじ0.2
- (a)砂糖‥‥‥小さじ0.5
- 柚子の皮‥‥‥少々
-
- <牛のたたき漬け>
- 牛肉は「竹串をプスプスと刺して、味と火が通りやすく」してから塩、コショウを擦りこむ。
- フライパンをアツアツに熱して油を薄くひき、牛肉を一面につき1分ずつ焼きつける。
- 最後の面を焼く際に、ぶつ切りにしたネギも加えて焼く。
- 四面焼いたら火から下ろして蓋をして、そのまま人肌に冷めるまで置いておく。
- 丈夫なポリ袋などに(a)を入れ、適当に切ったニンニクとショウガも加える。
- 牛肉が冷めたら5にネギと共に入れ、そのまま冷蔵庫で1日置いて味を馴染ませる。
-
- <長芋の柚子酢漬け>
- 長芋は皮をむいて、8mm角位に切る。
- 清潔な容器に(a)の材料を入れて混ぜ合わせ、1を漬け込む。
- 柚子の皮はよく洗い、削ぎ切りにしたもの数枚を、2に加える。
- 冷蔵庫で保存し、1日味を馴染ませる。
※保存の目安は、5日くらいです♡
●お江戸の時代料理を目指しているのに、何ですが・・・★
12月といえば、とかく人が集まる季節ですよね。
そんな時期に「お漬け物」って、なんだか今一つ華やぎがないような気がしませんか? (^▽^;)
・・・そんな私に、清水先生が提案して下さったのがこの、「牛のたたき漬け☆」なのですね♡ (^_^)/
さて、一口に「牛たたき」と申しましても、レシピにも色々とあるようで・・・。 👀
私も毎年、お正月にはこれって作っているんですが、ちょっと困ってしまっているのが、「牛たたきのタレを、どうしようか」という処なのですね★
「お肉を焼いた後の脂で、ソースを作って」はみるのですが、どうも今一つピンと来ずでして。 ( ̄_ ̄ i)
そんなお話をしたところ、清水先生が「お肉を焼いてから、調味料に漬ける☆」という工程で紹介をして下さいました! o(^▽^)o
●さて、お肉は旨味を閉じ込める為に焼き付けていきますが。
フライパンで「そのまま蓋をして冷ます」ことで、余熱で火が、じわじわっと通っていきます・・・。
そこで、鍋が人肌にまで冷めたなら、今度は「お肉を調味液に漬ける」だけ!
・・・こちらも、じわじわっとお肉に味が染みていくんですよねぇ、ホントに嬉しい効果です!
これなら「別にソースを作らなくっても、済む♡」わけです。 (^_^)v
●さて今度は、、こってりお肉に、旬食材の山芋を使ってトッピングをしていきます!
山芋のムチンには、消化吸収を助けて下さる効果がありますし、また柚子の香りが大・活躍!
柚子の・・・あの胸の透くような香りには、血行を促進する効果があるそう☆
そういえばよく、冬至の日には柚子湯に入りますよね。
「柚子には、肩こりや冷え性にも効果がある」そうですが、まずあの香りが、人の感性を目覚めさせて下さるのだそうです・・・っ。 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
・・・柚子って、一気に食べるアイテムではないのですが、あの爽やかな酸味と香りが味のアクセントにもなりますし、使い方によっては「減塩にもなります」し、高血圧の予防にも一役買って下さるといいますから・・・嬉しいお方ではありませんか♡
ただ柚子は、一度包丁で切ってしまうと「切り口から酸化!」してしまい、切ったトコから「せっかくのビタミンC」がどんどんと、抜けていってしまうのだとか・・・★ (-_-;)
なので、食べる直前にカットして使うのが良いとも、資料にありました。 👀
●また牛肉さんの方なんですが。
タンパク質に脂質、そして含まれるビタミンには、脂肪燃焼効果や「顔や髪にツヤを与えて下さる効果」もあるのだとか。
その他、貧血にも効果がありますし、何より「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが含まれております・・・♡
清水先生曰く、「今回のレシピでは、赤身のもも肉がオススメですよ」・・・との事。 👀
幸せ感じる牛肉さんに、その消化を助けて下さる山芋さん♡
そして柚子のパワーで、風邪しらず!
人寄せの時にとばかり言わずに、ここは一発、胸を貸す気持ちで試してみませんか?
牛肉のたたき漬けに、長芋の柚子酢漬けの組み合わせをぜひ、ご堪能下さい。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「スズキはめでたし、山芋は? 縄文からだよ、日本人」~霜月の旬エッセイ(2014年11月)
(2017.12.4 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年12月のお膳