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第39話 上州真田 岩櫃サマーフェスタに参加してみました! (2016年8月)

●8月になりました。

 東京のお盆は7月。
 ・・・ではありますが、地域によっては8月の処もあるらしくて、未だにスーパーでは「お盆セット」を売っていたりもしていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 さて2016年8月5日の事なんですが、お誘いを受けまして、こちらのイベントに参加をしてきました。 👀

 ところで皆さんは「真田モノ」というと何を思い浮かべますか? 👀
 私こと山野亜紀的には、池波正太郎氏の「真田太平記」がダントツでございます♡ (^-^)
 かの作品には、忍者も一杯出て来て楽しいですし、実は幸村の父である真田昌幸の名前も、この小説で覚えました(!)

●2009年に、高野山を訪れた折りに。

 せっかくなので、途中にある九度山(真田昌幸、幸村が関ヶ原の戦いの後、蟄居を命じられた場所)にも立ち寄ってみましたが、その当時はまだ、あちこちに真田の旗は立っていたものの、ホントに静かな場所でした。 👀

 2016年ではもう手に入らないくらいに、人気があるそうなんですが★
 当時もお店(真田庵)が閉まっていたので、真田紐が手には入りませんでした。 (-_-;)
 2016年は3月から1年の間、「九度山・真田ミュージアム」なる建物で「真田丸・大河ドラマ展」が開催されているそうですが、賑わっているんでしょうねぇ、きっと。 (‘_’)

 私が訪ねた当時は、道を歩いていて殿方に(秋だったので★)「富有柿」を戴きまして、それを囓りながら山道を歩いたという記憶があります。 😅💦

●九度山に寄ってからの、高野山と熊野古道の旅でした。

 この年(2009)は、今は失われた前進座劇場にて、林邦史朗先生の芸能生活50周年記念公演」を行った年♡
 産まれて初めて、やり方も判らずにプロデューサーなる大役を務めた年でもありました。 😅
 この折の旅には、そのお疲れさんツァーの意味もあったかも。 👀

 そして、身を清めようとでも思ったモノでしょうか? 
 この時、初めて宿坊に泊まったんですが、高野山中、たった一軒だけ天然温泉が自慢だ(?)という、「福智院」というお寺さんでの出来事です。
 たしか、「じゃらん」か何かで、単身で宿泊ができて、精進料理が戴けるプラン」という事で、せっかくならと予約したのを覚えています。

 ・・・宿に入ると、早速にお坊様が宿帳を持って来られたので、
「おぉ、さすがは宿坊!」
 と思ったのですが、宿の案内の後に、次々と写経体験やら、祈祷をする希望はあるかなどなど(金額の説明付で★)聞いて来られたのにも、ちょっとビックリしてしまいました。 (^^;)

 宿泊費だけでも、私こと山野亜紀的にはけっこうな高額であるのに、さらにまた、金銭面での要求(?)があるとは・・・★ (^▽^;)

●でも、振り返ればまぁ。

 「場所が一応、お寺サンな訳」ですから、寺といえばそういったイベントというのも付物なのでしょうか。 👀
 これがまた、そのイベントに参加をするにしても、けっこうに時間的に制約があったので、悩みましたが、結局は無料で参加できるという朝のお勤めの参加体験」だけご一緒することにしました。

 ところで福智院さんといえば、真言密教のお寺。 👀
 私こと山野亜紀の家は曹洞宗なので、福智院さんの読経はとても、物珍しく感じました。
 「テノールとバスの、合唱のようなお経」・・・なんて言ったら、叱られてしまうでしょうか★(汗)

 仏像などキョロキョロと眺めていたら、実はそこは「観光客が入ってはいけない処」であったらしくて、叱られてしまったのを覚えています。 ( ̄_ ̄ i)

●またお食事ですが。

 お寺サンの精進料理という事で、とっても楽しみにしていたのですが、和歌山という土地柄なのか(?)
 三の膳まである、豪勢なお料理でしたが、山歩きをしこたまして来た身であったせいか・・・?
 味付けが薄くて、甘く感じられてしまったので、お醤油がとっても恋しかったのを覚えています。 (T_T)

 そういえば、朝餉の板海苔が「味付け海苔」だったなぁ・・・。 👀
 後日、「秘密の県民SHOW」を見ていて、関東は焼き海苔で、関西は味付け海苔であるというのを初めて知ったのですが★

 また、この宿坊の温泉は幾つかあって、畳敷きの洗い場があったり、岩風呂であったりと、色々な面で楽しめました♡
 「お寺サンならではの調度品」や掛け軸のあるお部屋も良かったですし、いつもはこんなにゆっくりと眺めないであろう絵や彫刻、お庭を堪能出来たのが良かったです。 (^-^)
 観覧客が誰もいない時間もありますから、その点では贅沢な感じが致しました♡

●さて、そんな・・・真田の旅であったんですが。

 小説には岩櫃城、沼田城、上田城という名前が出て来ます。 👀
 沼田城については今年、NHKの「ブラタモリ」という番組で、河岸段丘を利用したお城であるとのお話でした。

 地理にうとい私こと山野亜紀なんですが、最近は歴史好きの皆さまに囲まれる事も多くなり、そして幾ばくかの資料を読んだりもするようになったので、お城の守りというのにも少し勘が働くようになってきました。 👀

 先日、初めて甲冑を着せて戴いた鉢形城(埼玉県・寄居)は、流れる川が堀の代わりだと言いますし、今度の岩櫃城はいったい、どんな感じのお城なんだろうと思っていたのですが、天守閣などが残っている訳ではないようです。
 ただ山の形が、ホントに難攻不落な感じがしたのでやっぱり、何でも一度は見てみるべきかなぁと思ったモノでした。

●こんなに断崖絶壁で、どこにお城を構えていたのモノっ!?

 などと思ったのですが、やはり山の天辺には築城されなかった模様・・・。
 不思議な山の形に、すっかりと観光気分になったんですが、現地に着いたら、甲冑行列のメンバーにご一緒しての参加なので、そこは荷下ろしなどのお手伝いをしたりで改めて、
「個人で、これほどの量の甲冑、小道具、背旗を所持しているとは・・・(!)」
 という事実にとっても、驚かされました。

 林先生も、たくさんの衣装や小道具をお持ちでしたが、そこに費やした月日と、思いの強さに打たれます。

●さて体育館は、作り場と化しました。

 ですが私こと山野亜紀は今回、甲冑隊に殺陣の演武をお願いされておりました。 👀
 今回お付き合いして下さるのは、加藤正樹さん。
 ヒーローショーのお仕事をよくされている方で、「ショー形式の演武」に堪能なお方です☆

 久しぶりに甲冑の殺陣の振付・稽古に奮闘しましたが、加藤さんの知恵にずいぶんと助けて戴きました。
 ありがとうございます! <(_ _)>

 ・・・さて。
 私こと山野亜紀が演武をするというので今回、いつもお料理の撮影をしてくれているカメラマンが、スチール撮影をしてくれる事になりました。(写真協力、ありがとうございます♡)

 私が女性なので、女性のカメラマンが今回は来て下さるとの事で、嬉しく楽しく仕事をさせて戴きました。

●甲冑行列の後で、演武を2回。

 この日は、真田丸で出浦昌相役を演じる寺島進さんがゲストという事で、イベント開始の合図として、出陣の声を上げて下さいました。
 道端では、マラソンでよくある給水場が設けられ、ポカリスエットや麦茶の用意も嬉しく、そしてとにかく、暑かった・・・。 (^▽^;) 

 私こと山野亜紀は今回、行列の折には甲冑を着けていましたが、演武の方では「動きやすい方が、良いでしょう」との配慮で、小具足に陣羽織で臨みました。 👀
 せっかくなので、槍と薙刀の演武を試みましたが、いちおうはお褒めの言葉も戴けたので、ともかくもホッと致しました。

 演武会場が「岩櫃ふれあいの郷」。
 「日帰りの天然温泉」ホールが併設されている場であったので、最後には入浴券を戴いて、温泉まで楽しめました。 (^_^)v
 土地の女性とお話をしましたが、お金を払っても400円、60歳以上なら1回300円(2016年8月時★)との事で、お風呂代わりに利用されている方も多いそう♡

 ・・・実は岩櫃の土地のすぐ近くには、私の今は亡き母が、湯船で永眠したという温泉郷があるのです・・・。 
 それ以来、兄の勧めでなんとか「7回忌の年」に、お世話になったお宿にご挨拶には行けたのですが・・・それ以来★
 群馬県からは、何とはなしに足が遠のいていた・・・私です。

 今回のこのご縁で、またこの土地に来ることが出来たんだなぁなどと。
 なんだか、感慨深くなってしまった演武の旅路でした。
(2016.8.1 文責・山野亜紀)


○2016年8月のお膳

◎8月のお膳+お弁当☆(2016年)

☆「跳ねたぜ、飛魚100メートル!モロコシ信長、日本人」~葉月のエッセイ(2016年)

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