おい、お艶、きれいな景色だなぁ~。ぼぅっと霞む、遠くのお山、そろそろ感じる春の気配か、二人の遠出、二人を彩る、 ほんのりキレイな、道明寺粉で作ったさくらもち。
幼少時代に、両親の趣味(?)で習わされていた日本舞踊の演目、「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」なんてのを、思い出します。 😅💦 桜満開の紀州は道成寺を舞台に、かの有名な安珍・清姫のお話を基にしたという演目なんですが。 そこは旅先でも訪れていたので、「道成寺といえば、紀州にしかない(!)」なんて、思いこんでいたのですよね・・・。 (^▽^;)
ところが、どっこい! こちらの道明寺粉なるモノは、大阪府は藤井寺市にある方の、道明寺が縁なんだそう★ 👀 「もち米をまずは蒸しまして、天日に干してから粉にしたモノ」なんだそうで、昔は兵糧や携帯食としても大活躍! 「道明寺糒(ほしい)」と呼ばれて、なんと、こちらのお寺さんにおられた尼僧さんが考案されたモノだとか★ (゜-゜)
さて道明寺粉は、200gが。 桜の葉の塩漬けは、10枚入りがどちらも450円ほど。(2016年3月現在★) 今回は、食紅を使ってさらにピンクの道明寺粉(色がはっきりするので★)撮影してますが、他に白い粉でも売られていますよー♡ (^-^)
本来なら、蒸し器を使って作るモノなんだそうですが、そこは井田先生☆ レンジに掛けては蒸らすを繰り返しての、お手軽製法。 ピンクの色が、梅はもちろん、桃や桜の花を連想させます。 粒あんも良いのですが、今回は白あんで、色合いを美しく♡
・・・2016年は暖冬で、変な気候が続いていますが、時節に似合った、ちょこっと嬉しい一品です。 (^_^)/ (2016.3.1 文責・山野亜紀)
〇道明寺粉のさくらもち
〇セロリの酢味噌和え
〇セロリの山椒風味きんぴら