馴染の呑み屋で、一休み。今日のアテは、こんなところでどうかねぇ、お静が差し出す、仙吉が好物、うまくねぇはずがねぇものさ、 ・・・なぁ、豆腐で作ったキノコあんかけ。
ひょんな事から、こうして「日本人と食べ物の歴史紹介・和心きらり」を始めてしまったんですが★ ご近所の居酒屋さんで、冬によく頼む料理があります。 👀 ・・・それが、湯奴。 何を隠そう、江戸の頃の料理書にも載っている一品なんです。 (〃∇〃)
ところで私は、いつもは、お一人様で通っているお客サンです♡ ・・・なので、例えば湯豆腐を頼んでしまうと、お汁でお腹が一杯になってしまって他が頼めないし★ 寒い冬には、冷奴では・・・そこは切ない。 ( ̄_ ̄ i) そんな時に、お店のマスターが湯奴を出してくれたんですね♡ 文字通り、冷奴の温かい版なので美味しいし♡ こちらは豆腐を大きくカットしてあるので、中までいつまでも温かくて、冬には有難いご馳走です。
かような訳で、「和心きらり」ではそこにもう一工夫(!) 冬に似合う、あったかいお豆腐料理をとリクエストしたところ、井田先生が提案して下さったのがこの、あんかけな訳です♡ (^_^)/
このレシピのポイントは、豆腐を切ったらまず、塩茹でをする事にあり(!) こうする事で、豆腐が水切れをするので、中から水が出て・・・きのこあんの味付けが薄くなる事がありませんし、仕上げても形崩れがしません♡ 今回は一口大に豆腐を切った方が、きのこあんと良く絡みますよね。 (〃∇〃)
冬には嬉しい、出汁とキノコの旨味を感じる、ほっとした一品です。 ぜひ今晩の食膳に、ご活用くださいませ。 (^-^) (2015.1.1 文責・山野亜紀)
〇豆腐のきのこあんかけ
〇鴨南蛮そば
◎1月のお膳+お弁当☆(2015年)