●太刀魚は、･･･なんと（！）
お江戸の当時は、あんまり人気がない魚だったらしいんです･･･★ (^_^;)
十一代将軍・家斉の頃なのですが、「魚鑑（うおかがみ）」という本が出版されています。
･･･これは何でも、武井周作というお医者さんが日本橋に越して来たのを機に（！）
この際、魚河岸に通って魚の旬やら、栄養やらについて書いたれ、という感じで綴られた実用書だったよう。 👀
その中に、
「鱗なく色雲母紙（いろきらがみ）のごとく。状狭長（ほそなが）にして、刀剣に似たり。はらに毒あり。洗い去るべし」と、あるそうな。 😅💦
･･･どうやら、お腹に毒があるから、お宜しくないという･･･迷信で、人気がなかったらしいんです･･･★
まったく、そんな紹介のされ方をしたのは、どこぞの誰かが、周作さんに･･･そんな事を吹き込んだのだとは思いますが、そのネタって一体どこから･･･。 (^▽^;)
それでも、人気はなくっても、料理書の方では「おらんだ和え（油を使った料理らしい★）」やら。
「鉄砲和え（太刀魚をすり身にして、唐辛子味噌や辛子味噌で和えたモノ）」といったレシピが紹介されているので、どうやら、全く食べられていなかった訳でもないようですね。 (^_^;)
さて太刀魚さん、ウロコのないお魚なので、実に捌き易くて、扱いもカンタンな処が大変に魅力的ですよね♡
私こと山野亜紀が子供の頃は、どこのスーパーでも「太刀魚は、ムニエルに！」と書いてあった食材でしたが。
シンプルレシピの塩焼きでも、もちろんいけます。 (^_^)v
この暑い夏を、ぜひ、ぶつぶつっと切って焼くだけレシピ♡
塩焼きでに、お試し下さいませ～☆ (^_^)/
（2014.8.1 文責・山野亜紀）
〇太刀魚の塩焼き
