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〇新茶めしと、新茶の佃煮

こんな日に、ふさわしい、なんてキレイな青い空
茶摘み歌で、みんなで収穫、なんとまぁ香りがいいやね!
緑の茶畑、今日の収穫、新茶のめしと佃煮で決まりよ♡

  • ★2人分の材料です。
  • 米‥‥‥1.8合
  • 押し麦‥‥‥大さじ2
  • 新茶‥‥‥大さじ3
  • 塩‥‥‥ひとつまみ
  • <佃煮用>
  • 昆布(20センチ角)‥‥‥1枚(分量外)
  • しょう油‥‥‥大さじ1
  • 酒‥‥‥大さじ2
  • みりん‥‥‥大さじ1
  1. 米は、研いで麦と併せてザルにあげておく。
    昆布は、水(大さじ2ほど・分量外)に浸しておく。
  2. 茶葉に茎が含まれているようであれば、ここで取り除いておき、水680mlほどで、お茶をゆっくりと5分ほど出し、お茶と茶葉とに分けておく。
  3. で仕上がったお茶を、合わせて430mlにしてに入れ、30分以上浸水した後で塩を入れ、鍋をひとゆすりして調味料を混ぜて普通に炊く。
  4. 炊飯が終わったら、で分けておいた茶葉を半量ほど飯の上にのせて、15~20分ほど蒸らす。
    蒸らし終ったら、さっくりと全体を返しながら混ぜる。
  5. <佃煮>浸してあった昆布水と調味料を入れて火にかけ、昆布は千切りにして加え、残った茶葉を加えて、水分がなくなるまで煮詰めて佃煮にする。

●夏も近づく八十八夜~♫

 立春から数えて、88日目のこの日に摘んだお茶は(一番茶)は、上等とされているそうです♡
 なので、この日にお茶を飲むと長生きをする・・・なんて説もあるそうですね。 (^-^)

 ・・・ところで皆さま、最近は急須でお茶を入れて飲んでいたりしますか? 👀
 ついつい、ペットボトルでばかり、愛してはいませんか?
 というよりも、もしかして「お茶っ葉を買う習慣そのもの」を、まだ皆さまは持たれているものでしょうか・・・? 😅💦

●私の母が亡くなった年に、こんな出来事がありました。

 母が、実の娘のように可愛がっていたお嬢さんがおりまして、その方がお焼香に来て下さったので、私はもてなすために急須でお茶を入れてあげたのですが・・・その折に、彼女は何と(!)
「急須でお茶を入れて飲むなんて、新鮮だーーーっ」
 と、叫んだんです・・・。 (^▽^;)

 アメリカはボストンに留学経験がある方とはいえ、当時の彼女の年齢も「アラサーよりはアラフォーに近い」そんな・・・彼女の発言に、私もびっくりです★ ( ̄_ ̄ i)

●それが・・・当時は、私も驚いている方だったのに★

 今では独り暮らしも長らく続けば、日本茶よりはコーヒーばかりを飲むことも多くて・・・★
 そしてお茶はといえば昨今は、ペットボトルのカテキンダイエット茶ばかりを愛用する日々で、鑑みるに、なんとなく反省する事しきりなんです・・・★ (-_-;)

 たまに、無性~にお茶漬け☆が食べたくなった時の為に、一応は・・・茶葉は買ってはあるんです。
 でも、それがまた買って来たっきりで、冷凍庫でずーーーっとお休みになってばかりなんです・・・★ 😅💦
 そして、お茶関係で一番愛しているのは、抹茶ソフトクリームばかりでは果たして、私こと山野亜紀も、和心を愛する者だと言えるものでしょうか・・・??? (>_<)

●・・・という事もありまして、ここで日本茶について、調べてみましたっ!

 広辞苑によりますと、茶樹にも幾つか種類があるようでして、日本原産の茶樹までもあるようなんです! 👀
 で、今回のレシピを、長らく日本人に愛されて来た「お茶に敬意を表し」まして、いっそ「茶葉を手軽に食べられるようなメニューはないものか」と今回私は、清水先生にご相談をしてみたのでありました♡

 大昔(たぶん、まだ私が未成年の頃★)になりますが、静岡で「茶葉を有効活用する研究をされている場がある」と、テレビのニュースで見た記憶からのお願いでした。 😅💦

●さて日本茶となりますと、まず一番にあげられる栄養素はと言えば。

 それって、「お茶の渋み成分」であるカテキンさんでしょうか。 👀
 この方は、身体を錆びつかせるような事はなさいませんし、抗菌作用もありますから、あのインフルエンザにも立ち向かって下さるという、力強いお方なのです・・・っ。
 またそればかりでなくって、口臭予防にも・・・効果があるのだとか♡

 また、お茶の苦味成分カフェインなんですが、それには「身体は覚醒して下さるパワー」がありますし、さらには利尿効果も。
 そして「旨味成分のテアニン」には、リラックス作用もあるそうです。
 ・・・その他には、β―カロテンにビタミンC、Eの抗酸化作用トリオも揃っていて下さって・・・茶葉さん!
 ホントに人さまの健康を支えて下さる成分を、たくさん含んでおられるお方なんですねぇ、へ~え。 👀

●さて、今回撮影で使用した新茶・・・なんですが★

 ・・・ホントに、水気をたっぶり吸って膨らむタイプだったらしくて(?)
 こんなにお水の量(680ml)で水出しをしたのに、仕上がってみたら、炊飯するのに丁度良いくらい+αくらいのお茶の量しか出来なかったので、私はホントにびっくりしましたっ。 😢

 そして今回は、「皐月のお膳カットのイメージ」「茶摘み後の直来」だったので、農家をイメージし。
 ・・・なので白米に麦を混ぜてありますが、もし押し麦がなければもちろん、白米だけでももちろん大丈夫です♡ (^_^)/
 そして今回、せっかくなので「ゴハンに混ぜる以外の残りの茶葉をも、なんとか有効に活用できたら」と思い、おまけクッキングでこちらを佃煮にしてみました♡
 こちらはこちらで、ちょいとホロ苦くて、箸休めくらいにはなりましたでしょうか。 😅💦

 ・・・古くは「お茶」は、おもてなしとして使われ始めたのを皮切りに、徐々に徐々に、身分の低い下々にも愛されるようになってったのですが、ここで日本茶の歴史を今少し紐解いてみませんか?
 少しで良いので、せっかくだから今の時期のこの新茶の「一番茶の茶葉」を手に入れてみませんか?
 急須が家になければ、まずは茶こしででも何でもまず1杯(!)

 ・・・そんな時には、こんなレシピもぜひ、お試し気分で楽しんでみて下さい。
 蓋を取れば、ほわんと清々しい新茶の香りがキッチンいっぱいに漂います♫
 五月の青い空に、似合いの一品です♡

 (2018.5.21 文責・山野亜紀)
 (料理原案/清水紀子 調理盛付/山野亜紀)


 〇2018年5月のお膳

〇トマトと生山葵のドレッシング

〇筍と若芽、焼き豆腐の味噌汁

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