今日の山はどうなのか、海の手柄はどのくらい?
集う収穫、並べて見れば、こいつは何とも旨そうだ!
みんなで分け合う嬉しいごちそう、筍、若芽に焼き豆腐の味噌汁!


- ★2人分の材料です。
- 茹でタケノコ‥‥‥40g
- 塩蔵ワカメ‥‥‥10g
- 焼き豆腐‥‥‥80g
- だし汁‥‥‥300ml
- ゴマ油‥‥‥大さじ2
- (a)しょう油‥‥‥大さじ1
- (a)酒‥‥‥大さじ1
- 味噌‥‥‥大さじ1.5弱
- ショウガ‥‥‥1片(1片は、親指の1関節分程度)
- 木の芽‥‥‥2枚


- 塩蔵ワカメは、水洗いして塩を落とし、水に浸して軽く戻してから、食べやすく切る。
焼き豆腐とタケノコは、食べやすく切っておく。
ショウガは、摺り下ろしておく。 - 小鍋を火にかけてゴマ油をひき、タケノコと焼き豆腐を炒めて(a)を加えて下味を付け、だし汁を入れて煮立たせる。
- 沸騰してきたら、味噌を溶き入れてワカメを加え、仕上げにおろしショウガを加えたら、火からおろす。
- お椀に、タケノコ、ワカメ、焼き豆腐をバランスよく盛り、汁を注ぐ。
木の芽をあしらう。

●スーパーで、年中見かけている・・・ワカメさんなんですが。
実は、3~6月にかけてが旬だそう(!)
そして何でもワカメさんというお方は、11月頃に発芽をされるのだそうで、だからこそ初夏の頃に大人になられるんだとか★ ( ̄_ ̄ i)
そしてやはり若い方(!)が、そこは・・・味が良いからだとの事で、この時期に水揚げをされるんだそうでございます。 👀
保存用に加工されたモノ(今回の塩蔵ワカメなど★)の他にも、時期になると、水揚げされたばかりの「生ワカメ」さんというのも、スーパーにはあるんですが★
熟女よりも、少女の方がそこはやはり・・・麗しいと言いたいところなのですが(!)
その代わりに「生ワカメさん」って、ちょっと冷蔵庫に置いとくと、トロトロにとろけてしまうので、気が付いたら残念!という確率も高いのです。 (>_<)
●さて今回のレシピでは。
時期の生ワカメさんやタケノコさんが手に入れば、それはそれでもちろん良いのですが。
・・・タケノコさんって、種類によって大きさもまちまちですよね(!)
ご家族揃っておられる方なら良いのでしょうけれど。
少人数だと、なかなか手に入れるには・・・勇気のいるアイテムだったりもしますよね★ 😅💦
なので、もし「旬の時期のモノ」が手に入らなくても楽しめるように・・・と今回は、茹でタケノコに塩蔵ワカメでのレシピで、清水先生が原案を作って下さいました♡
逆もまた真なりで、どの季節でも楽しめるお味噌汁に仕上がっているので、それはそれで良いかな・・・と私こと山野亜紀的には思った次第です。 (^_^)/
●さて、まずはタケノコさんにワカメさんのご紹介です!
どちらも、古来より日本人に愛されていて、親しまれているお方たちですよね♡
そして双方共に「食物繊維の宝庫!」ですから、腸内をキレイにして下さいますし、免疫力も上げて下さいます♡ (〃∇〃)
またワカメさんには、フコイダンというヌメリ成分が含まれているので、ピロリ菌から胃を守っても下さいますし、胃病予防やら、がん細胞の増殖抑制効果に期待ができます(!)
そしてタケノコさんには、骨の発育やら代謝アップに、そして抗酸化作用があるマンガンが含まれていますから、この方々とは何とも頼もしいお方達ではないのでしょうか・・・。
またタケノコさんの旨味成分には、アミノ酸のチロシンが多く、このお方が新陳代謝アップや脳の活性化にも・・・役立って下さるのです☆
●今回のレシピで、山野さん的な工夫なんですが。
どうしても「タケノコが水煮」だと、味わいが薄く感じられてしまうような気が私はしたので、焼き豆腐と共に下味を付けてみました(!)
その代わりに仕上げは、ゴマ油がちょっとくどいかな・・・という感があったので、ショウガを擦り入れて、爽やかさも出してみました♡
タケノコさんとワカメさんは双方、共にカロリーは低え目ですし、そこへちょっと食感のある豆料理、焼き豆腐さんが入っていますから、十分に食べ応えもあります☆ (^-^)
また焼き豆腐さんといえば、ビタミン、ミネラル、大豆イソフラボンにアミノ酸ですっ!
なんとも、食物繊維もたっぷりの汁物に仕上がってくれました♡
とにもかくにも歯応え、そして食感が楽しめて、身体にしみじみ。
じんわりと、染み入るお味噌汁です♡
ぜひぜひ、お試し下さいませ。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「春はタケノコ、苺に桜鯛(?)付き合い長いね、日本人」~卯月の旬(2014年4月)
(2018.5.21 文責・山野亜紀)
(料理原案/清水紀子 調理盛付/山野亜紀)
〇2018年5月のお膳