酸っぱいぜっ、そこが良いとこ、許し合え!
梅干、番茶に塩昆布、煎り大豆のさり気なさが・・・ニクイじゃねぇか!
節分の心地で、美味しい気持ちで、福茶を一杯、めでてぇなぁ♡
- ★1人分で、ご紹介をしています。
- 梅干し‥‥‥1個
- 煎り大豆‥‥‥5粒
- 塩昆布(板)‥‥‥1枚
- 番茶‥‥‥適量
- 湯呑茶わんに梅干し、大豆、塩昆布を入れる。
- 熱々の番茶を注ぐ。
- 少し置いて、それぞれの味が出た頃合いをみて、どうぞ。
●今月の汁物は、節分にはうれしい「福茶」にしてみました♡
ところで皆さんは、福茶って飲んだことってありますか? (^_^;)
・・・私がコレを知ったのって、やはりもやはりっ!!
漫画「美味しんぼ」で、目出度いときに飲むメニューだと紹介されていたのが、最初だったと思います★ 😅💦
・・・振り返るに、そもそも「山野家って、目出度い事に縁が薄かった」んですかねっ。
何故だか判りませんが、節分の行事食の1つにも関わらず、このメニューが愛される事はありませんでした。 (^▽^;)
・・・うーむ。
おめでたい事があったとしても、この類いに触れられたのは、従兄弟の結婚式で経験した「桜湯」くらいでしたでしょうか★ (>_<)
・・・はてさて、とにかく福茶です。
節分で使ったお豆☆に塩昆布、梅干しを入れて飲むという・・・たいへんに縁起の良いお茶なんですね。 (^_^)/
●今回の撮影では、やっぱり「見た目が良く、色あいの美しいモノを選びます」から。
番茶を使用して、いれて臨んでみましたが★
清水先生の処にあるお茶で試してみたところ、緑茶でも何でも、福茶はそれぞれ、それなりの味わいになっていて、どれも美味しい・・・という事が判明致しました♡ (^-^)
ちなみに塩昆布も、細切りのモノより、この四角い形の方が見映えが良かったから使用しただけで、本来は特に形にはこだわってはいないようなんです。 👀
また、なぜ豆を使用するのかと言えば、それは「まめに働くこと」に繋がるから★ 😅💦
そして昆布が使われているのは「喜ぶ」に繋がるからですし、梅干を入れるのも、それは「梅が、おめでたい花であるから」・・・だとも。 (〃∇〃)
●ところで梅干って、「アルカリ性食品☆」なんですよね。
なので梅干さんには、「何かと酸性に傾きたい感のある・・・ 身体のバランスを整えて下さる効果がある」ばかりでなく、免疫力向上にも期待ができます☆
ましてや、ミネラルは豊富に含まれていますし、疲労回復効果や、殺菌効果もありますから・・・梅干しさん、風邪やインフルエンザ予防なんかにも期待が持てます♡
まぁ・・・塩昆布だとて、ミネラルには変わりがありませんし、大豆のタンパク質も見逃してはいけません。
・・・ちなみに、このコンビ★
これで大豆が入っていなければ、私はよくお茶漬けにして、堪能しておりました♡
いや、お茶漬けって、美味しいですよね。 😅💦
・・・口にしてみると、湿った大豆がまた・・・何とも楽しい食感ではあります。 (^_^;)
せっかくの節分、こちらも楽しんでみませんか?
豆は魔滅に繋がり、悪い運気を追い払い、新しい気を取り込みましょう!
めでたい福茶、ぜひご活用下さいませ。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※梅だれ
(2018.2.19 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2018年2月のお膳