あたしの実力を、知らないね?
殺菌効果に疲労回復、日本の健康、あたしが守るわ、
元気ぱんぱん、あたしの名前は、イキな梅だれ☆
- ★作りやすい分量でご紹介をしています。
- 梅干‥‥‥中3個
- (a)だし汁‥‥‥大さじ1
- (a)しょう油‥‥‥大さじ1
- (a)みりん‥‥‥大さじ1
- 梅干は種を除いて、梅肉を包丁でおおまかに叩いておく。
- 1をすり鉢に入れ、さらに滑らかになるまで擦る。
- (a)を混ぜ合わせて2に少しずつ加えて、擦りながらのばしていく。
ムラなく滑らかに混ざったら、完成です。※清潔な保存ビンに入れておけば、冷蔵庫で2週間ほどは保存が可能です。
冷蔵庫のポケットに、鎮座まします、たくさんのビン・・・。 ( ̄_ ̄ i)
焼き肉、しゃぶしゃぶ、サラダのタレに、なんでもございの、エトセトラ★
・・・あぁ、気軽な材料を混ぜ合わせ、「冷蔵庫のビン類をいっそ、解消してみたいっっっ!」
そんな皆さまへの、一つの提案が・・・このコーナー☆ 😅💦
●とにかく、「医者いらず」の梅パワー!
古来より日本では、「祝い事」にはもちろんの事、梅干は「戦場での陣中食」としても大活用!
赤いお色がまぶしいものの、梅干しを作るのに赤ジソを入れて着色するようになったのは、以外や以外。
お江戸も後期になってからの事らしいんですよね、へーえ。 👀
●はてさて、平安の頃にはもうすでに、文献にもその名が見られてしまうというアイテム、梅干さんです♡
長らく日本人に愛され続けている・・・梅干しさんです♡
この方ほど、日本の生活文化にどっしりと根を下ろしておられるお方が、ありましょうや☆
・・・さて、本来ウメという樹木は、中国中部の辺りが原産なのだとか。 👀
バラ科は桜属、スモモ亜属の落葉小高木で、日本には奈良時代に薬用植物として伝来したのだと、資料にあります。
ですが皆さま、ご存知の通りに・・・梅は食べるばかりのモノではなくって、観賞用としても広く愛され、日本では盛んに栽培をされるようになりました。 (^_^)/
古来日本では、春の梅を楽しむのなら、風雅に香りのみを楽しむモノであったそうなんですが、これがイキって奴なのでしょうか。 😅💦
梅の場合はとにかく、花の香りを風流に楽しむだけで、その折にはご馳走やらお酒の匂いで、その香りを汚すような事はなかったそうなんですね。 👀
●逆に桜の場合は、そう香りを発しない花なので、料理や酒と共に楽しむようになったとの事☆
現代の日本では、梅・桜と共に、宴会が付いてきそうな感じがありますが★
江戸の当時の日本人って、季節を感じる和心というのを、とーーっても大事にされていたようです♡。 (^-^)
古くは「古墳時代から、奈良時代までを股に掛け」なんと、350年もの間(!)
あらゆる歌の類いが集められたという日本最古の歌集「万葉集」には、桜を詠む歌よりも、梅を詠む方が多いのだとか☆ 👀
そして当時はまだ白梅しか伝来しておらず、紅梅が咲くことはなかったのだそう★
これが平安の頃の・・・紀貫之さんが編纂されたという歌集「古今和歌集」の辺りまで時代が下がれば、今度は桜の歌が多くなるんだとか。 (゜-゜)
●さて、とにかく古来より梅は、「三毒(食べ物・水・血)を絶つ!!」と言われており。
長らく日本人の健康を守って来られたという、スーパースター☆なのでございます♡ (〃∇〃)
何しろ酸っぱい梅干しには、細菌が抗しがたいパワーが、パンパンに含まれております。
この梅の殺菌力が、食中毒予防やら、食品の防腐防止に威力を発揮して下さるのですね♡
またこの梅の持つクエン酸ときたら、糖の代謝を活発にして下さったり、疲労回復にまでも効果あり(!)
含まれるビルピン酸には、肝機能を活性化して下さるパワーがあるので、二日酔い防止にも期待できます♡
・・・ただ未成熟な梅(俗に言う、青梅)は、食べると当たってしまうので、これだけはみだりに食べないよう注意を致しましょう。 (^_^)/
●今回は、その梅パワーを余すことなく活かした「梅だれ」です。
今回はタコのお刺身に合わせておりますが、イカ刺しなんかでも、オススメだとか。
また、お豆腐にのせても良いし、納豆に混ぜれば臭み消しにもなります♡
・・・茹で豚や茹で鶏のタレにも、油を少量加えれば、サラダのドレッシングにもなっちゃうという、画期的なお方です。 (^_^)v
・・・涼しくなったかなぁと思ったら、思いがけなく暑い日射しの戻る事もある9月の陽気です。
クエン酸パワーで日々、身体にパンチを入れてみませんか。
すっきり、さわやか、身体の落ち着く調味料です。 (^-^)
(2017.10.11 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年10月のお膳