夏の茶店の、たたずまい。
椅子に座って、のんびり、ひととき、
看板娘の差し出す愛嬌、白玉団子のずんだあん。
- ★2人分の材料です。
- 白玉粉‥‥‥60g
- 水‥‥‥60ml
- 枝豆‥‥‥サヤごとで、120g(正味・60g程度)
- 砂糖‥‥‥大さじ2
- 枝豆は、塩(分量外・なめて、塩気を感じる程度)を加えた沸騰湯で、8分ほど茹でたらザルに取り、粗熱が取れたらサヤから出す。
- すり鉢に、1の枝豆をまだ熱い内に入れて、すりこ木で搗きながら潰す。
おおまかに潰れたら、砂糖を加えてすり混ぜ、あんにする。
(フードプロセッサーでやってもOKです) - 鍋に、団子を茹でる湯を沸かしておく。
- 白玉粉をボウルに入れ、「分量の水は、少し残しておいて」残りを加えて、混ぜる。
- 生地が緩くなければ、残りの水も加減しながら加えて、耳たぶ位の固さに仕上げる。
- 5の生地を、ひと口大に丸め、真ん中を窪ませてから、乾いた布巾に並べる。
(こうしておくと、台にくっつきません♡) - 3の鍋に、団子を1つずつ落とし入れて、茹でる。
浮き上がって来たら、30秒ほど経ってから順に網ですくいあげて、冷水に取る。
団子は、冷めたら水気を切って器に盛り付け、2のずんだあんをのせる。
●・・・大豆に、まだなる前の(!)
まだまだ「未成熟な大豆」を、サヤごと切り取って収穫をしたのが枝豆です!
そこには、豆の栄養が丸ごと・・・♡
「畑の肉」とまで言われた、タンパク質もたっぷり! ・・・そんな枝豆の丸ごと使いのっ、白玉のずんだあんで、ございまする~っ。 (^_^)/
●ところで皆さまは、白玉って今まで、どうやって作られていましたか? 👀
・・・私こと山野亜紀は、実はけっこうにブキッチョでして★
なかなか、粉に入れる水加減なんかでは、ちょーっと悩んだりしますよね。 😅💦
なので今回は、分量の水を一気に入れちゃわずに、徐々に、様子を見ながら仕上げて参りましょう♪
さて白玉団子は、火が通り易いように、真ん中部分に凹みを作ります。 👀
その折、まな板に直に置いてしまうと、まな板にくっついてしまって、さぁ大変(!)
・・・そんな失敗を封じる為にも、お団子さんには一時、清潔な布巾の上でそっと、お休みをして戴きましょう。
(その失敗が、防げますよー♡)
その後は、鍋のお湯に入れれば、まずお団子さんは一旦、お鍋の底に沈みます。 👀
・・・やがて、「その実は浮いて」は来ますが、それからさらにじーっと30秒待ちましょう♡
●今回、試食させて戴いてビックリしたんですが(!)
・・・お店で売られている「ずんだあん」とは違って、水飴の類いが入っていないせいでしょうか。 👀
すっきりと、豊かな枝豆の風味が楽しめます♡
つるりとした白玉の感触も、今の時期には何とも、ほっとしますよね。 (〃∇〃)
そして枝豆(!)
つまり大豆には、鉄分やカルシウムはもちろん、女性には嬉しい大豆イソフラボンもたっぶり!
おまけに、今の日射しに対抗してくれるビタミンCも多く含まれているのだとか。 👀
・・・また大豆には、甘味に嬉しい、糖質の代謝を助けてくれるビタミンB1が(!)
なおかつ、こちらは、夏バテ予防にも奮闘して下さいます♡(^-^)
・・・ビールのお供だけが、活躍の場ではないんです(!)
旬の枝豆には、旨味もたっぷり。
茹でたてを潰して、砂糖だけ!
枝豆の栄養を丸ごと、ぜひお楽しみ下さい。 (^_^)/
※こちらもよければご参考まで。
※「豆と日本人」~水無月の旬(2013年6月)
(2017.7.24 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年7月のお膳