そら、食いな。 箱膳に盛りこぼれそうな・・・土鍋の一品。 他には何にもないんだな、 お前の気持ちはよーくわかった、 堪能しようか、塩昆布ごはん。
お江戸の頃なら、たぶん、当然のようにあったであろう「昆布ごはん」でございます~☆ (〃∇〃)
さて、日本の出汁文化がしっかりと確立したのは、お江戸の頃からなのだとか。 👀 ちなみに、昆布の産地といえば、北海道がまず浮かぶ私こと、山野亜紀なのですが★ 松前藩(資料に飛びます☆)から船で、昆布さんは日本全国に流通をしていった訳です。 (^_^)/
その輸送の立役者といのが、かの有名な「北前船」っ! 古くはまず、ご当地・松前から船に乗って、まずは福井県は小浜(おばま)を通過。 福井は敦賀(つるが)へ入って、琵琶湖を跨いで、はるばると京都・大阪へとやって来られるのが、長旅の昆布さんでございますっ(!)
そちこちへと旅に出ていたので、荷揚げされた土地では、昆布を使っての郷土料理として活用もされて、それぞれがそれぞれに愛されて・・・今や、土着民に。 (‘_’) ところで関東といえば、昆布は出汁というより、佃煮が定番かなという感じも致します。 👀 これって徳川家康に、大坂の陣でも貢献をしてくれたという漁師さん達が、実は摂津(せっつ)国・佃村(大阪・兵庫の辺りらしい★)に住まう方達だったそうなんですね。
この方々が、家康を慕ってか? 江戸の佃島(現在の東京都・中央区★)に、お引っ越し。 大阪名物(?)の佃煮が、この地よりお江戸全体に広く普及をしたのだとか。 (゜_゜ ) ・・・そんな歴史を感じる(?)昆布ごはん、ぜひぜひ、しみじみと堪能しちゃって下さいませね♡ (^_^)v (2017.1.1 文責・山野亜紀)
〇塩昆布ごはん
〇笹身と塩昆布の和風パスタ
〇ソイの昆布締め