職人の清吉は、くずきり名人。ただの葛粉が、清吉にかかれば、こんなにキレイ。隣りで見てると、とってもしあわせ。
「和心きらりレシピ」で、これまでにもさんざん葛粉を使ったレシピをご紹介して来たんですが、今回は原点に立ち返り(?) くずきりでの、ご紹介です。 😅💦
江戸時代の中期頃に、京都で作られたとも言われている・・・くずきりなんですが、言われてみれば何だか、雅な気も致しますよね。 👀 いつもお腹をすかせている「職人の多いお江戸」では、もしかして流行らなかったのかも知れないなぁ・・・なんて思います。 (^^;;
さて、葛餅の場合だと、材料を火にかけてから、木べらで捏ねまくって作るのですが、今回は葛粉は直接、火にかけません。 なので材料は混ぜたら、一度濾して滑らかにします。
これからが、お立ち合い。 流し缶に生地を敷いて、熱湯にバットを浮かべ、生地に火が通ってきたら、バットの中にも上から湯を入れるなどして、固めます。 👀 固まったら、トングなどで剥がして、氷水に浮かべましょう♡
・・・古より、胃腸を整えるのに効能があると言われている、このくずきり。 今年の厳しい夏に、ぴったりの涼やかな一品です。 (^-^) (2015.8.1 文責・山野亜紀)
〇くずきり
〇梅干しおにぎり
〇インゲンとジャガイモのジェノベーゼ