・・・ふぅ、ぶるる。
空を見上げて、一枚羽織って、今日も畑へ・・・冷えるねぇ!
身体をこすり、踏み出す毎日、今日の弁当、新ショウガごはんに甘酢漬け。
- ★2人分の材料です。
- 新ショウガ‥‥‥50g程度(小さなパックだったら、半分くらい)
- 米‥‥‥1.8合
- 押し麦‥‥‥大さじ2
- だし汁‥‥‥400ml
- (a)酒‥‥‥大さじ1
- (a)みりん‥‥‥大さじ1
- (a)薄口しょう油‥‥‥大さじ1.5
- <ショウガの甘酢漬>
- 新ショウガ‥‥‥50g程度(上記のショウガの残り分くらい)
- 砂糖‥‥‥3g
- 酢‥‥‥大さじ2
- みりん‥‥‥小さじ1
- 米は研ぎ、押し麦と併せて水気をしっかり切ってから、だし汁を加えて30分以上置く。
- 1に(a)を加えて、土鍋を回しながら、全体に調味料を広げる。
- 「皮ごと千切りにした新ショウガ」を米の上に散らして、普通に炊く。
- 炊き上がったら15分程蒸らし、さっくりと全体を返しながら混ぜる。
- <新ショウガの甘酢漬け>
- 残った新ショウガをスライス(スライサーを使ってもOK)し、塩(分量外)で揉んで、30分置く。
- 4をざっと水で洗ったら、清潔な保存容器に調味料と共に入れて、漬け込む。
※時間が経てば経つほど、化学変化でショウガがピンクに変色していきます。
※1週間をめどに、食べきって下さい。
●日本では6月といえば、梅雨の時節です。
「梅雨寒」という言葉があるくらいなので、湿気がムシムシ、薄ら寒いような日もありますが(!)
逆に、何だか暑いような気もするのに気が付くと、朝夕なんて底冷えしたりする日もありますよね★ 👀
そこで、ちょっと食べた時にパンチがあって、身体が温まるようなご飯物を何か・・・という事で、清水先生とご相談を致しまして(!)
6月は、旬食材の新ショウガを使ったゴハンにしよう、という事になりました。 (^_^)v
●さて私は、個人的にショウガが大好きなので、わりに何にでも摺り下ろして入れています。
お味噌汁しかり、例えばお汁物もそうですし、お蕎麦やウドンのお汁に入れたりで、夏でも冬でも、そこは変る事がありません。 😅💦
ところで「ショウガの使い方」についてなんですが、これって、お江戸の頃から余り変ってはいないようなんですね。 👀
例えば擦って使ったりするのはもちろんのこと、お味噌と和えて「生姜酢味噌」にしてみたり、はたまた調味酢にショウガを加えてみたり・・・などなど。
何しろショウガさん、身体を温めて下さるお方ですから、お江戸の頃は「生姜酒」にもしたりして、滋養に用いられていたようなんです♡ (^-^)
風邪予防にと、生姜を擦って味噌と合わせて、これに酒を加えて飲む人もあったようですが・・・ショウガさん。
何しろ、新陳代謝は活発にして下さいますし、ショウガの辛み成分であるジンゲロンとショウガオールには殺菌効果もあるそうなんです♡
・・・そして、消化吸収も助ける効果もあるので、食欲のない時にも良いようです。 👀
そして身体が温まる事から、発汗作用もありますから(!)
腎臓や膀胱の調子が悪い人なんてのにも、ショウガさんはホントに良いようなんですね☆ (〃∇〃)
●またショウガさんの香り成分は、シネオールと呼ばれるものです。
そちらにも、食欲増進やら疲労回復、健胃などの効果があるそうです。 👀
そして、ここからが本番♡
新ショウガさんって、ヒネショウガの上に出て来る「新しい根の部分の名称」なんですが。
そのせいでか、ヒネショウガとは違って水気がたっぷりと含まれているので、辛味も穏やかなんです♡ (^-^)
今回は、新ショウガそのものを美味しく味わいたい(!)という思いがあったので、いっそお米の上に乗せての炊き込みご飯でのご紹介となりました♡ (^_^)/
●さて、そんな新ショウガさんなんですが。
なかなか、そのもの1個を使い切れなくて・・・なんて事、ありませんか?
そこで今回は、余ったショウガのおまけクッキング、「新ショウガの甘酢漬け」もご紹介してみました!
箸休めにくらいには、なりましたでしょうか。
・・・新ショウガごはんに、甘酢漬けの組み合わせ。
またヒネショウガとは違って、皮も柔らかいのでどうぞ、皮ごと千切りにして、旬のショウガの香りを一杯に感じて下さい。
身体も温まって、梅雨空の下でももう、寒くない!
今日も一日、元気に駆け抜けてまいりましょう♫ \(^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「鯵深し、トマトに生姜だ、日本人」~文月の旬(2014年7月)
(2018.6.18 文責・山野亜紀)
(料理原案/清水紀子 調理盛付/山野亜紀)
〇2018年6月のお膳