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〇鮭の粕汁

つい、勢いで買っちまったぜ、鮭一本。
汁にして長屋のみんなに、分けてやんねぇ。
熱い汁をみんなで囲めば、話も弾むさ、鮭の粕汁。

  • ★2人分の材料です。
  • 甘塩鮭切り身‥‥‥2枚
  • 白菜‥‥‥1~2枚
  • 長ネギ‥‥‥1/2本
  • ニンジン‥‥‥40g
  • 大根‥‥‥40g
  • ゴボウ‥‥‥1/4本
  • なめこ‥‥‥1/2パック
  • (a)昆布 (5cm角)‥‥‥1枚
  • (a)水‥‥‥2カップ(400cc)
  • 削り節‥‥‥100g程度
  • [b]酒粕‥‥‥大4
  • [b]味噌‥‥‥大1.5
  • 三つ葉‥‥‥少々
  1. 鮭は一口大に切る。
    ニンジン、大根は銀杏切り、ゴボウは斜め薄切り、白菜は小さめの一口大、長ネギは斜め薄切りにする。
    なめこはさっと洗い、(a)は鍋に合わせて30分以上おく。
  2. (a)の鍋を中火にかけ、沸騰してきたら昆布を取り出し、削り節を入れて、浸ったら静かに漉す。
  3. の出汁を鍋に戻し、野菜を固い順から加えて煮る。
    野菜が煮えてきたら、鮭を入れて軽く煮込み、[b]をよく混ぜて、出汁に溶かして加える。
    味噌で味を調える。
    椀に盛りつけ、三つ葉を添える。

●デパートで働く知り合い曰く。

昔は「大吟醸の酒粕なんていったら、引く手数多(ひくてあまた)」だったのだそう。👀
年末のお客様へのお土産品として、大・重宝していたのだとか★
・・・ですが歳月は流れて、今では「大吟醸の酒粕」を欲しがる人も少なくなってしまったのだとか・・・しくしく。😢

日本酒で大吟醸といったら、その酒蔵で作る最高級なお酒を意味します。👀
精米したコメと水と麹を仕込み熟成、その出来あがった上澄みが日本酒で、その搾った残りが「酒粕」になります。

この酒粕、プチプチした粒の多いもの。
粒がなくて、半練り状のモノ。
硬くて割れるモノなど、蔵や酒の質によるのか、幾種類かあります。
私は半練り状のを愛用してますが、高級な酒粕ほど持ちが良いとは、酒屋さんの談。👀

このレシピでは、酒粕をまず煮汁で溶かし入れ、それから余り沸騰させません。
こうすれば、溢れんばかりの酒粕の香りが楽しめます。
・・・でも中には、この香りが苦手だという方もいらっしゃる(!)
そんな場合は、逆に少し煮込んでやると、香りが飛んで食べやすくなります。

日本の伝統的な発酵食品の酒粕ですが、悪玉コレステロールを下げてくれたり、便秘改善、アミノ酸やビタミンを含む健康食品で、大活躍です。

ところで酒粕が余ったら、私はお味噌汁に入れています。 (^_^)/
少量加えるくらいなら、それほど粕臭さはありません。
お酒に弱い人は、ほんのり良い気分になるそうですが、寒くなっていく季節に、身体も温まる健康レシピです。
(文責・山野亜紀 2013.10.1)


〇鮭の粕汁

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