挨拶なんか、もぉ、えぇわ。
話聞いたら、冷めてしまうし、
ガツッといけやぁ、小田巻蒸し!
- ★4個分の材料で、ご紹介をしています。
- (a)卵‥‥‥3個
- (a)だし汁‥‥‥2カップ(400cc)
- (a)酒‥‥‥大2
- (a)みりん‥‥‥大2
- (a)塩‥‥‥小1
- (a)薄口しょう油‥‥‥大1
- [b]茹でうどん‥‥‥2玉
- [b]エビ‥‥‥4尾
- [b]銀杏‥‥‥4粒
- [b]鶏もも肉‥‥‥1/2枚
- [b]シメジ‥‥‥1/2パック
- 三つ葉‥‥‥4~8本
- ボウルに(a)を入れてよく混ぜ、ザルで漉す。
- エビは、殻付きのモノなら殻を取って、背わたを取る。
鶏もも肉は、1cm角に切る。
シメジは小房に分けて、三つ葉は2cmの長さに切る。 - 茶碗に[b]を入れてから、(a)を流し入れる。
蓋をしてから、蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で1分かけて、今度は弱火にして15分。
竹串を刺してみて、透き通った汁が出るようになるまで、蒸し上げる。
●うどんの入った茶わん蒸し、小田巻蒸しです~。
さてこの「小田巻」という文字は、別名「苧環(おだまき)」とも。
どちらの字も使うようなんですね。 (゜-゜)
そしてオダマキとは、、紡いだ麻糸を丸く巻いたものの意。
うどんが丁度、つむぎ糸に似ているので、このような名前がついたという説もあるんだそうですよ。 👀
ところで、オダマキというと・・・私こと山野亜紀的には、歴史的にも有名な、かような和歌を思い出します・・・。
しずやしず しずのおだまき 繰り返し~♪
むかしを今に なすよしもがな~♪♪♪
2005年のNHK大河ドラマ「義経」で、静香御前役の石原さとみさんが、この謡をしながら源頼朝や政子の前で舞ったのを思い出します。 👀
そしてこの年、このHPの健康アドバイザーであり、殺陣師で俳優の林邦史朗先生が、義経を紐でふんじばって、引き回す盗賊のような役で出演をした年でもありました。 😅💦
さて、この詩にある「苧環」というのは、糸巻きから「繰り返す」という意味の枕詞なんだそうな。 👀
・・・なのでこのお料理は、鎌倉だとか、小田原の辺りの名物料理なのかいなぁ・・・と思っていたら、ドンドン(!)
もともとは長崎の卓袱料理で、1600年代に産まれたなる説もありまして。 😅💦
それが、流れ流れて大坂に辿り着き、船場の辺りでは今も、冠婚葬祭などに欠かせない一品として今も愛されているんだそうです。 (^_^)v
当時はまだ、卵が高価な時代でもあったので、少ない卵にうどんや具を加えて、お出汁で伸ばして皆で楽しむというレシピであったのかも知れませんよね♡
・・・いかんせん、静御前が鎌倉でこの謡を唄ったのが縁で、その辺りの地域での名産であろうかという、私の想像は、見事に打ち砕かれたのでありました★ (^_^;)
卵液を入れたら、即蒸し器へGO!
でないと、卵が分離してしまいますよー♡
蒸し上がりの出来立て、アツアツの処を、ぜひぜひお楽しみ下さいませ~☆ (^-^)
(2016.6.1 文責・山野亜紀)
〇小田巻蒸し