うらめしや~、よくもわれを食ろうたな~。
・・・へん、お主ごときに不覚を取る我ではないわ、
食うてやるぞえ、え?
・・・金目鯛で、かぶと煮だっ!
- 金目鯛の頭はウロコ、エラブタを除き、半分に切る。
ゴボウは4~5cmに切り、すりこ木などで全体にヒビを入れてから水にさらす。 - ショウガは、1片は針ショウガに(細く切って、アクを抜くために5分ほど水にさらす)。
残りは、スライスする。 - 鍋に(a)とスライスしたショウガ、ゴボウを 入れて沸かし、金目鯛の頭を入れて落とし蓋をする。
- 火が通ったら皿に盛りつけ、針ショウガと三つ葉をのせる。
●・・・こうしてみると、「よくも俺を食ろうたな~・・・」とばかりに★
化けてきそうな金目鯛が、今月の旬食材です♡
しかも、しかもの(!)かぶと煮でございます~☆
さて今回の撮影では、金目鯛を丸々一匹(!)手に入れて戴いたのですが・・・井田先生。
ウロコだけは、お店でひいてもらっていたんだそうです。 👀
・・・腐っても(?)
今生を全うしたとはいっても、金目は鯛(!)
その骨は固いし、ウロコは大きくてもおもお、コンタクトレンズ張りなんだそうですよ~・・・。 (^^;;
ご家庭でウロコをひくのは、とっても大変なので、お店でやって戴けるなら、そちらで頼むのがおススメだそうです。 (>_<)
また今回は、プロセスカットでエラブタを取る場面を撮影してますが、ホントにもう、
「また、固いのよ、金目鯛ってのはっ!!」
・・・と井田先生が仰るくらいでして。 😅💦
頭も大きいけど、エラブタも固くて大きく、そーとー難儀していらっしゃいました。 (>_<)
エラブタは、お魚的にはフィルターの役目をしている部分なので、食用にはなりません。
ここは、根こそぎ取ってしまいましょう。
さて、煮付けていく段階で、叩いたゴボウと生姜を入れていきます。
ゴボウは叩けば味が染みる事はもちろん、魚の臭み消しにもなります♡
落とし蓋は、キッチンペーパーが最適バージョン、落とし蓋の役目はもちろん、アクまで取ってくれますよ。 👀
寒~い季節に、もわっと温かい湯気に、目にも鮮やかな金目鯛♡
ぜひぜひ、お楽しみ下さいませ~☆ (^-^)
(2015.2.1 文責・山野亜紀)
〇金目鯛のかぶと煮