まっすぐに、己の道を生きるのよ・・・。
海老が語る、その海老生(えびせい)。
カラリと生きるこの道を、誰にもジャマはさせないぜ、
・・・イエィの天丼だィ(!)
- ★2人分の材料です。
- ご飯‥‥‥2膳分
- 海老‥‥‥4尾
- ナス‥‥‥1本
- マイタケ‥‥‥1/2パック
- インゲン‥‥‥8~10本
- 小麦粉‥‥‥適宜
- (a)薄力粉‥‥‥1.5カップ(150cc)
- (a)卵‥‥‥1/2個
- (a)水‥‥‥1.5カップ(150cc)
- (a)塩‥‥‥少々
- 揚げ油‥‥‥適宜
- [b]市販のめんつゆ‥‥‥大6
- [b]みりん‥‥‥大2
- [b]水‥‥‥大4
- エビは殻をむき、背わたを取り出してから、筋切りをして伸ばす。
ナスは縦半分、横半分に切り、縦に切り込みを入れて水にさらす。
マイタケは、小房に分ける。
インゲンは、塩でこすり合わせ、ヘタの部分を取り、食べ易い大きさに切る。
(a)はボウルに入れて、叩くように混ぜる。(粉っぽさが残っていて良い) - 材料にそれぞれ小麦粉を薄くまぶす。
(a)に絡めて、180度に熱した油で揚げ、油を切る。 - [b]を鍋に入れて一煮立ちさせ、ご飯に天ぷらをのせ、たれをかける。
●お江戸から続いた感のある天丼ですが、実際の処どうなのかと調べてみました。 (^_^;)
寿司・天ぷら・鰻は江戸の華(?)
・・・とはいえ、うな丼の走りは、私こと山野亜紀の蔵書によりますと、第十一代将軍・家治の頃に端を発するとかでありまして、正式に「うな丼」として確立したのは幕末らしいんですよね。 👀
それも明治まで、あと数年という頃だった・・・と、あります。
それなら天丼は?という処なんですが、天ぷらも鰻も、庶民が小腹を満たす屋台から始まった料理です。 👀
料理茶屋(今でいうと、料亭?)の走りは、八代将軍・吉宗の頃。
・・・両者共に出世をして、今ではこんな風に扱われるようにはなりましたが、うな丼は大衆庶民向けなので、お茶屋で扱うアイテムではなかったのだとか。 (゜-゜)
天丼もしかりなのか、その発祥についても、実は明確な記述はないようです。 (‘_’)
さて今回のレシピなんですが、いつもの一工夫は、海老の整体(?)です。
・・・一昔前は、海老に爪楊枝を刺して、真っ直ぐに伸ばした形で揚げるなんて、手間を掛けていました(!)
ですが、今回は井田流・整体術を採用して、動画もUPしております♡
とってもカンタンなので、参考にして戴ければと思います。(^-^)
ところで一昔前(今でも?)は、天ぷらは食材別に、油の温度まで分けて揚げてましたよね。 👀
・・・でも井田先生は、全食材を油の加減を見ながら、同じ温度で揚げていました(!)
海老を入れたらインゲン、ナスといった具合で、揚がった順から上げていく・・・。
これでホントに美味しいのかなと味見をしますと、ぜんぜん油っぽくなくて、ホントに美味しいんです♡ (〃∇〃)
ナス全部揚げたらインゲン、その次は・・・と揚げていた過去を今すぐ全て捨てて、今日から気ままにトライしてみて下さい♡
またインゲンなnですが、私こと山野亜紀が子供の頃は、明治産まれの祖母に習って、筋取りをしたモノです。 👀
サヤエンドウとは違い、そういえばインゲンには目立った筋はありませんでしたが、尻尾と頭は取るよう、教育をされたモノでした。 (^_^;)
・・・ところが正式な日本料理では、尻尾(はなおち)は取らずに(!)
頭(なりくち)のみを取るのだそうで、・・・ちなみに海外では、どちらも取らないんだそうです。 😅💦
カルチャーショックに浸りまくりましたが、やっぱり揚げたての天丼は美味しい・・・♡
海老をまっすぐに仕上げるというのも、日本だけだ・・・なのだそうですが。
整体も含めて、ぜひぜひ挑戦してみて下さい~☆ (^_^)/
(2014.8.1 文責・山野亜紀)
〇天丼