干しておいしい、桜エビ!
おひさまの恵みを一杯浴びて、目にものをみせてくれましょう~♬
春のひざしに、春のよそおい、美味しくきれいな、
桜エビと新玉ねぎのかき揚げ!
- ★2人分の材料です。
- 桜エビ‥‥‥50g
- 新玉ネギ‥‥‥50g
- 小麦粉‥‥‥大さじ2~3
- 片栗粉‥‥‥小さじ1~2
- 揚げ油‥‥‥適量
- 桜エビと、くし切りにした新玉ネギをボウルに入れて、小麦粉と片栗粉だけを加えて、全体に絡むようにして混ぜ合わせる。
- 水小さじ1~2ほどを加えて、具材がくっつくようにする。
- 油を180度に熱して、食べやすい大きさにまとめた2を入れて、からりと揚げる。
●GWも近づいてくると、よくテレビで駿河湾の桜エビ漁の様子をニュースで見掛けます。
「生桜エビ丼」の紹介も多くて、でもでも私は、実際には食べたことがないので(!)
「たしかに、時期の風物詩ではあるけれど、そんなに美味しいのかなぁ~・・・」
なんて思いながら眺めてたんですが、やっぱりチャンスがあれば、トライしてみたいメニューの一つですよね☆ 😅💦
静岡って、高速に乗って移動をしていると、東京者にはどうしても通り道になってしまい・・・。
実は私、あんまり降りる機会もなかったもので、試した事がなかったんでした。 (^▽^;)
●それに反して乾燥桜エビの方は、私にはとっても(!)馴染みのある食材だったんですね。
これって、よくあることかとも思うんですが、幼少期によくよく食べ付けてしまうと、逆に・・・食べ過ぎてしまったように思えて、遠のいてしまう食材ってあるんですよね。 (>_<)
実は、私にとってのソレは、サンマの干物と桜エビでして・・・。
亡き母は好きで、よくチャーハンに入れたり、お好み焼きに入れたりと重宝をしていたんですが、娘の私は・・・★
そして独り暮らしをするようになってからは、また滅多に手にする事もなかったんですが、桜エビって実は今が旬の食材☆なんですね。 (゜_゜ )
そして今では・・・かき揚げやら天ぷらは、私こと山野亜紀も実は、あまりする事がなくって。
スーパーで買うことが多くなってしまっているんですが★
亡き明治生まれの祖母と同居をしていた子供の当時は、祖母はよく夕食に揚げ物を手掛けるお方でありましたので、私も手伝ってか、よく天ぷらを揚げていたんですね。 👀
とにかく祖母は、サツマイモの天ぷらが大好き♡で、揚げながらよく味見をしていましたし。
かき揚げというのはまた、彼女にとっては・・・冷蔵庫のお片付けには、うってつけ(!)なアイテムだったよう。 👀
またかき揚げというのは、甘辛く煮たりするれば、お弁当のおかずにもなりますし、ゴハンにのせれば天丼にもなります・・・♡
平鍋にだし汁、玉ねぎなんかを敷いて火にかけて、冷えた天ぷらを入れて・・・めんつゆなんかで味付けをして、溶き卵を回し入れただけの天煮は、よく夕食時にも出ていた私こと山野亜紀の実家ではポピュラーなメニューでした♡
・・・振り返ると、独り暮らしだと遠ざかってしまうメニューというのは、ホントにたくさんあるものなんですね。
久しぶりにお目に掛かれて・・・本当に懐かしく。
そして、馴染みのある味だったのを思い出して、私は逆にびっくりしちゃったメニューなのでありました。 (^_^)/
●・・・はてさて、かき揚げのコツなんですが。
かき揚げってよく、天ぷら鍋にタネを入れると、バラバラ事件になってしまう事ってありますよね・・・★
何しろ、それぞれが刻んである(!)訳ですから。
接着剤がうまく効かないと、油の中で弾けてバラバラ事件になってしまうんです・・・っ。
そこの処を解消するのが、今回の清水先生の「具材と衣を絡ませる一工夫」なんです・・・♡
「小麦粉と片栗粉」なんですが、粉だけでまず具材に・・・まんべんなく絡めるようにして馴染ませてから。
・・・それから、(様子を見ながら)お水を加えて混ぜれば、具材同士がお粉でくっつくので、バラバラ事件にはなりません。(‐^▽^‐)
●玉ねぎの血液さらさら効果と、・・・そこは桜エビさんはエビですから・・・♡
キチンキトサンが豊富で、この組み合わせなら、生活習慣病予防にも効果あり!
カルシウムも豊富ですし、エビさんは骨粗鬆症にも大活躍・・・☆
なんと、牛乳の5倍(!)も桜エビにはカルシウムが含まれているんだそうです。 (^_^)v
また、玉ねぎは生だと辛いんですが、これは・・・硫化アリルという成分なんですが、火を通せばプロピルメルカプタンなる物質に変貌をしますから、今度は甘みのある成分へと変わっていきます・・・♡
明治時代に日本にやって来たという・・・玉ねぎさんと、これまた明治の頃に初めてっ!!
漁師さんの網に、(間違って掛かってしまったらしい・・・?)桜エビさんとのコラボです!
私自身も、こちらのお二方の存在をこの度見直し、手に手を取って生きていきましょうという気になって参りましたっ!。
・・・そんな事を考えさせてくれた、私にとっては嬉しいメニューなのでありました。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「やって来た!玉ねぎ明治だ、日本人」~卯月の旬(2016年)
(2018.4.23 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2018年4月のお膳