今日のおやつは、焼き芋だ、
街のにぎわい、みんなの幸せ、
そうして家に帰れば、今度は美味しい、
馴染みの味だぜ、さつまいもご飯♡


- ★2人分の材料です。
- サツマ芋‥‥‥1本(約200g)
- 米‥‥‥2合
- 水‥‥‥420ml
- (a)酒‥‥‥大さじ1
- (a)塩‥‥‥ひとつまみ
- 黒煎りゴマ‥‥‥少々
- 塩‥‥‥少々


- 米は研いで、分量の水を注いで、30分以上浸水しておく。
- サツマ芋は、ひと口大に切ってから水にさらす。
- 1に(a)を加えたら、鍋を回して混ぜ合わせる。
- 水気を切った2を、全体に広がるようにして加えてから蓋をして、普通に炊く。
- 20分ほど蒸らしてから蓋を開け、ざっくりと全体を混ぜ合わせてから、茶碗によそう。
塩を加えた黒ゴマをふって、どうぞ。

●お米に何かを混ぜたゴハンの事を、「糧飯(かてめし)」と呼びます。
「お米のかさ増し★」を指す言葉なんですが、真っ白いゴハンも良いけれど、炊き込みゴハンはまた何だか、ワクワクとするアイテムですよね♡ (⌒▽⌒)
ところが栄養的な面から言えば、真っ白いお米はたしかに美味しいのですけれど、胚芽や糠が除かれてしまった状態です。
そこには、ビタミンやミネラル、食物繊維までもが一杯(!)含まれているのに、そこを剥がしてしまうとは・・・★
・・・と、なんとも勿体ないお話なんですが、またそこを補ってしまうのが「糧飯」のステキな処☆
今回は、色鮮やかなオイモさんの入った、さつま芋ごはんでございます~っ。 (^_^)v
●ところで、今回のプロセス写真なんですが★
わたくし、今まで炊き込み飯を炊く折に、ついつい。
研いで、水加減したお米に調味料を混ぜてから・・・何となく。
お箸で、ぐるぐると鍋の中を引っかき回して、混ぜていたのですね。 (^▽^;)
・・・いえ別に、間違っちゃいいないとも思うんですけれど★
かような訳で、清水先生にお尋ねしたところ、
「炊く時点で、十分に調味液がお米全体に回るので、別にお箸でかき混ぜなくてもいいんですよ」
というお話を聞いて、なんとなくナットクをしたのでした・・・。 (^▽^;)
ただ、全体に行き渡るように、鍋をゆっくり2~3回ほど傾けながら回す・・・という事は、清水先生ご自身がされていたのだそうで。 👀
なので今回は、そこをプロセスカット☆にして戴きました。
・・・きっと、私と同じ事を何となく悩んでいる方が、この世に居ることを信じて・・・★ 😅💦
●はてさて。
失われた栄養分を補って下さるのが、今が旬!のサツマイモさんです。
・・・もともと、お江戸は二代将軍・秀忠の頃に、中国は明から。
野国総管(のぐに・そうかん・・・琉球時代の役職名なれど、一個人★)が、持ちかえって来て栽培したのが、始まりだとか。
とにかく、どんな痩せ地でも、よく育つっ!!!
・・・そんなスーパーアイテムなお方は、ぜひともこの国に広めるべきだっ!!!
●かような訳で、琉球から薩摩へ、はたまた伊予宇和島から今治と四国をひたすらに、駆け抜け(!)
八代将軍・吉宗の頃にもなると・・・お江戸へは、かの有名な青木昆陽(別名・甘藷先生と呼ばれるほどに力を尽くしたお方★)が試作を始めて、これがさらに八丈島にまで移住(!)
・・・「遠方の島々の飢饉にまで、大・活躍をしてしまうっ!!」・・・という、スーパースター☆になられたのでありました。 。゚(T^T)゚。
その栄養素はと言えば、ビタミンCやβ-カロテン、ビタミンEに食物繊維までもが多い・・・サツマイモさんなんですが。
まれに、「サツマイモを食べると、胸焼けがする・・・」という御仁もいるそうです。 👀
何しろ、でんぷんが多いお方なので、まれに消化しきれない方もいるのだとか★ (^_^;)
・・・そんな時には、消化を助けて下さるアイテム(大根おろしとか・・・?)があれば、防げるとも・・・資料に。
とにかく、ベッピン(!)な・・・サツマイモさんを、皮ごと加えることで見た目も華やか♡
手軽で美味しく、見目麗しい、美しい一品です。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「流れ流れてサツマイモ、カボチャもそうだね、小松菜どこから、日本人」~長月の旬(2014年9月)
(2017.10.16 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年10月のお膳