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第50話 「和の心意気」から、原点を♡(2017年7月)

●エッセイの方も、50回を超えたところで「和心の原点を見据えよう」などと思う私こと、山野亜紀でございます♡

 さて私は、NHK大河ドラマなどで、殺陣・武術指導をしておられた林邦史朗という先生に、長らく師事をしておりました。 👀
 ・・・ところが2015年10月末に、林先生は病気を発症して、たった2ヶ月で永眠されてしまったのです・・・。

 亡くなる前に私のお師匠さまは、その名前まで私に託して下さったのでありました。
 なので私は、名前の下に「山野亜紀(女邦史朗)」と表記をする事と致しました。

●・・・はてさて。

 私こと山野亜紀は、林邦史朗先生の 名代として20年(!)
 「林流の殺陣」は、もちろんの事。
 林先生先生が考案された「林流護身術」「林流・真剣刀法試斬」の講師として。
 ・・・はたまた、林先生が創始をされた武劇講演でも、活動を続けて来た私です。
(・・・とにかく「何でも創始をしてしまう」という、生涯勉強を欠かさない(!)活動的で、ホントに楽しいお方でした☆)

 お師匠と共に歩んだ道・・・。
 ホントに色々な事があったんですが、先生の死を機に、私もしみじみと考えました。
 今までの生き方を、そのままに続ける・・・という、選択もあったのですが。
 先生ももう、おられませんし。

 それこそ、ハゲになりそうな程に悩みまくった(!)日々でもありましたが、根が風来坊な私です★
 皆さまに楽しんで戴き、試行錯誤をしながら、企画やイベント、私が携わる活動を、お伝えしていけたらと思います。

●ところで今年の7月には、ちょっと嬉しい事件が2件もありました。 (^_^)/

 とにかく、今までの自分のスキルを一体どのように活かしていけるのか、模索ばかりの毎日だった私です。 👀
 そんな時に「1日講演をしてみないか」というお話を戴きました♡
 師匠がやるならまだともかく、私に、そんな日がやって来ようとは☆ (T_T)

 2017年の7月はまた、運が良く。
 別件で、神田明神さんで行われている、文化事業の会「明神塾」にて、ゲスト出演のお話も戴けたのでした。
 ・・・塾長を務めるは、安藤優一郎先生(下の写真・右)。
 日本近世政治や、経済史専攻の歴史家であり、早稲田大学の文学博士で、多くの著書も手掛けておられるお方です。

 また、司会を務めて下さるのは、写真・左の神森真理子さん。
 ・・・そんな方々と「対談形式でお話をさせて戴ける」と知って、本当に有り難く、思わず天に向かって「ありがとう♡」と、叫んでしまいましたっ。 (^_^)v

●さて前半の方は、7月8日の土曜日に。

 渋谷区は幡ヶ谷にある、「笹峯ぎゃらり」という場所にて、させて戴きました♡
 ・・・こちらは漫画家であるマメ太さん、そして「きりえイラスト作家」の、かみきり仁左衛門さんが経営されているティールームになります。

 ちょっと刀を振り回すには、スペース的には厳しい感じでしたが、愛刀の三日月姫(みかづき)さんを持って3時間(!)
 ・・・演武がないと、ちょっと長い気もしましたが、懇親会も含めて、侍や武術、そして時代劇で扱われている所作に至るまで、さまざまなお話をさせて戴きました。
 本当に、ありがとうございます♡ (〃∇〃)

●そして同月の12日には、いよいよ神田明神さんでの講座です。

 神社で活動したのは、いつぞやの靖国神社での殺陣と、真剣試斬演武だとか。
 昨年2016年では、八王子にある「富士森浅間神社」の本殿前での「陽月姫と侍」公演。
 ・・・はたまた、こちらはお寺さんなんですが、高幡不動尊での「薙刀試斬演武」以来でしょうか・・・?

 現場の天井の高さは、こちらの方は申し分ないとの事。 👀
 「江戸の刀剣文化」の講演のゲストとして呼ばれたのだから、刀の話だけじゃなく、せっかくだから表演も付けたい処ですよね・・・☆
 ・・・とはいえ、藁の試斬となると、支度も手間もけっこうに掛かります・・・★

 なので、林先生と共著した「真剣刀法のすべて・初の巻」でもご紹介をしている、缶ビールの空き缶で試すことに致しました。 (‘_’)
 本来なら、試斬台(というモノが、世の中には、あります・・・★)
 これがないと、上手くはいかないのですが、アレは何しろ重たいですし★
 ・・・たったこれだけの為に持ち運びするのも・・・と思いましたので、今回は初めて(!)
 ガムテープで、机に貼り付けて行けるモノで代用をしての、チャレンジを試みてみました。 😅💦

 結果はやっぱり写真のように、「缶を斬るパワー☆」に押されて、斜めにはなってしまいましたが・・・何とか★
 試斬を、皆さまにご覧に入れる事が出来て、ほっとしました。
 神田明神さん、あなた様のおかげでございます、ありがとうございます~っ♡

●そして、たくさんの方々に私の真剣に触れて戴き、記念写真も撮って戴きました。

 本当に、お世話になりました。
 心の底から、こんな活動が続けていけたらと思いました。
 ・・・そしてもうすぐ、注文していた真剣も我が家に届くので、以前に師匠と8年もの間、共催していたワークショップなども何とか、再開してみたいかなと願っております♡

 確かな事を、正しく伝える・・・。
 虚構と現実があれば、その点も含めて楽しく伝える・・・。
 「和心きらり」では、さまざまな皆さまとのコラボも考えております。
 山野亜紀(女 邦史朗)は、自分に出来る事を何とか、追求していく所存です。
 そんな思いでおりますので、皆さまと共に、お楽しみ戴けましたなら幸いです♡
 (2017.7.31 文責・山野亜紀)


 〇2017年7月のお膳

〇鯵の姿蒸し

◎7月のお膳(2017年)

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