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〇千枚漬け

おい、おきみ、なにオデコにシワ寄せて切ってんだい、
うるさいねぇ、美味しかったから、大根で出来るか、挑戦してみてんだよぅ、
おきみの腕では、あんなに薄く切れるかどうか、仕上げはいかが?
大根で作った、千枚漬け。

  • ★2人分の材料です。
  • 大根‥‥‥200g
  • 昆布(5cm角)‥‥‥1枚
  • 唐辛子‥‥‥1本
  • 塩‥‥‥ 小1
  1. 大根は薄い輪切りにしてビニール袋に入れて塩を薄くまぶし、10分おいて水気を絞る。
  2. 昆布をハサミで細かく切って大根の間に所々入れ、鷹の爪を入れて空気を抜き、一晩浸ける。

●今回は京都名物、その名も千枚漬けでございます~♡

 ところで、本物の千枚漬けは、京野菜の聖護院蕪を使うんだそうです。 (゜-゜)
 その収穫期はと言えば、冬の11月から翌年の3月くらいまでなんだそう(!)
 なので、その間にしか生産・販売をしないという、本当に旬♡のお漬物なのだとか☆ 😅💦

 さて、その起源はといえば(!)
 もともとは、この聖護院蕪は直径15~20センチの大きさに育つそうで、あんまりに大きい・・・ものだから。
 これを千枚にもスライスをするからとか、スライスしようと思えば、千枚にもなるからこの名が付けられたとか言われておりますが★
 この漬け物は、慶応元年(1865年)に御所の料理人の、黒屋藤三郎が考案したモノだとか。 (゜-゜)

 当時は、採れたての聖護院蕪をスライスして、まずは塩漬。
 余分な水分を取り除いたら、その後は、良質の昆布だけで本漬をして、乳酸発酵をさせたモノだったんだそう。 👀
 蕪の甘味と乳酸発酵の酸味。
 昆布の旨味が利く漬物だったそうですが、第二次世界大戦後は、砂糖やお酢、調味料を加えての「酢漬けの千枚漬け」に変化していったのだとか★

 「和心きらりレシピ」では、いつでも手に入りやすい大根で、昔ながらの作り方を参考に井田先生がご紹介して下さっています。
 大根の甘みと、ぬんめりした昆布の感触がアッサリ、いけます。
 浅漬けでなく、一晩漬ける処が千枚漬け風、でしょうか。
 ぜひぜひ、お試しください~☆ (^-^)
 (2014.11.1 文責・山野亜紀)


 〇千枚漬け

☆「ジャガタラいもか、カブラナか、身体にいいんだ、日本人」~神無月の旬エッセイ(2014年10月)

〇みそおでん

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