うまいだろ? 俺が作ったんだぜ、お里ちゃん。タコと飯で、合わせてタコ飯、 所帯持とうぜ、この春からでもさ。
「和心きらり」では毎月、「旬の食材を使った炊き込みめし」を調理担当の先生にお願いしてますが。 👀 私が資料用にと購入した料理本にも、炊き込みや、混ぜゴハンのレシピがとても多いんです♡
・・・でも、よくよく考えてみれば(!) この炊き込み飯も、ゴハンの嵩増しに一役買っていたような・・・。 (^_^;)
お江戸の当時の庶民の暮らしぶりといえば、長屋暮らしがイメージですよね。 調理器具といえば、竈門くらいしかないし、あとは頑張っても、表で七輪でパタパタくらいでしょうか・・・? だとしたら、炊き込み飯っていうのは、ゴハンとオカズが一緒に食べれる感じで! けっこう、手軽なレシピだったのではないかなぁ・・・とも思います。 (^_^;)
ただ当時は、レンジもなければ、蒸籠(私の家ではこれを、「ゴハン蒸(ふか)し」と呼んでました★)というのも。 ・・・買えば、狭い長屋に場所も取るしで、余り庶民には使われていなかったよう★
なので当時は、江戸では朝に一度ご飯を炊いたら、その後は、奄美大島の鶏飯のごとく(!) 温かい出汁をかけて、食べていたようですね。👀
この「たこ飯」は、ホントに上品なお味で美味しいです。 お刺身のタコが余った時など、ぜひぜひ、試してみて下さい。 (^O^)/ (文責・山野亜紀 2014.1.1)
〇たこ飯
〇揚げ出し豆腐
◎1月のお膳(2014年)