よーく広げて、陽に干して。
今日のウチの収穫、大漁、みんなで、えっちらおっちら、浜通い、
浜辺のご馳走、みんなで頬張れ、今日の飯は、ひじきごはん。
- ★2人分の材料です。
- 米‥‥‥2合
- だし汁‥‥‥100ml
- 干しヒジキ‥‥‥15g
- 油揚げ‥‥‥1/2枚
- ニンジン‥‥‥35g
- コンニャク‥‥‥50g
- 茹で大豆‥‥‥50g
- (a)だし汁‥‥‥200ml
- (a)しょう油‥‥‥大さじ2
- (a)みりん‥‥‥大さじ2
- 小ネギ‥‥‥適量
- 米は研いで、だし汁を加えたらそのまま、30分以上置いておく。
- ヒジキは水で戻し、柔らかくなったらザルにあげて、長いものは食べやすく切る。
- 油揚げ、アク抜きしたコンニャクは短冊切りに、ニンジンは拍子木切りにして鍋に入れ、2と大豆、(a)を加えて火にかける。
- 煮立ったら火を弱めて、10分程煮てから、そのまま冷ます。
- 人肌に冷めたら、漉して具と煮汁を分ける。
- 5と水を合わせて320mlにした①に加えて、普通に炊く。
- 炊き上がったら、5の具を加えてから15分ほど蒸らし、全体を混ぜ合わせて器に盛る。
小ネギを散らして。
●「ひじきを食べると、長生きをする」と、古くから言われているそうですが。 👀
なので「もと・敬老の日であった9月15日」が「ひじきの日」だと!
三重県では、ヒジキ共同組合で制定(!)をしていたんだそうですね。 (゜_゜ )
ちなみに、ヒジキの収獲期は 春なんだそう(!)
春を過ぎてしまうと、今度は硬くなってしまって・・・食用には向かなくなってしまうと言いますから、けっこうに・・・ピンポントな食材だったんですねぇ、ヒジキさんって、へ~え★ 👀
●ちなみに・・・ヒジキさん。
漢字で書くと「芽ヒジキ」の方は、その形が鹿の尾に似ているから「鹿尾菜」と書くのだとか。
そして、売られている乾燥ヒジキって黒い(!)ですよね。
ところが海中では、緑がかった褐色の色をしているので「羊栖菜」という文字も当てているそう☆ (゜-゜)
そして、その根は岩を這い、冬から春にかけて発芽をしたら、波の荒い岩場の潮間帯を根城とするそう。 👀
生長をすれば、その1本の太さは3~4ミリにまでに太くもなり★
長さはといえば、0.5~1メートルほどにも成長をするのだとか。 (〃∇〃)
●さて、刈り取ったヒジキはまず「素干し」にします。
それから「伊勢方式」と呼ばれる方法で、「真水を加えてから蒸す」か。
はたまた「真水を加えてから、煮沸をする方法」かの、どちらかの方法で製造をするそう☆ 👀
この作業で「ヒジキ特有の渋みや色素を出してしまう」のだそうで、その後で天日で干して、乾燥をして仕上げます。
・・・とにかくこの作業をしないと・・・ヒジキさん★
生では渋く(!)て、とーーーっても食べられないシロモノなんですって、へ~え。 (>_<)
●さてさて・・・こちらのヒジキさん。
世間では、「茎の部分で作った、長ヒジキ」と、「葉の部分で作った、芽ヒジキ」に大きく分かれて流通をしているようです。 👀
ちなみに、たまにスーパーで見掛ける「生ヒジキ」というのは、乾燥品を蒸して作ったモノなんだそう(!)
そして・・・ヒジキさんなのですが、もちろん海草(!)なのでカルシウムはもちろん、マグネシウムやら、鉄分に食物繊維までを多く含まれておられて、妊婦さんや授乳婦さんにも、おススメの食材であられます・・・♡
・・・また、ヒジキさん。
「キノコなどのビタミンDが多い食品」と組み合わせてあげれば、カルシウムの吸収が良くなるとも言います。 👀
また「タンパク質やらビタミンC」と組み合わせて差し上げれば、今度は鉄分の吸収を助けて下さるレシピに、大・変身っ!
そして「乾燥ヒジキを、どうしても早く戻して使いたい(!)場合」には、50度以下のお湯(!)で行って欲しいと・・・資料にあります。 👀
そこを超えてしまうと今度は、せっかくのヒジキさんの、大事な栄養分が流出をしてしまうのだとか★ ( ̄_ ̄ i)
●そしてヒジキって。
どうしてもこう・・・在り来たりのレシピになってしまいがちなので、今回は思い切って「ひじきごはん♡」でのご紹介となりました。
ちなみに、このレシピでお握りを拵えようとするなら・・・何しろ具だくさんゴハンなもので★ 😅💦
うまく握れなくって、ポロポロになってしまう可能性が大なのだとか。 👀
その場合には、お米の2割くらいを糯米にして、混ぜて炊くと上手に握れるようになるのだとか・・・♡ (〃∇〃)
食物繊維の宝庫で、脂肪燃焼効果のあるフコキサンチンも含む・・・ヒジキさんです♡
これから薄着になっていく今からの季節、大事にして差し上げたいお方ですよね☆
・・・私こと山野亜紀は、お握りにして冷凍してありまして、忙しい時には・・・おやつにして、ぱくり。 😅💦
栄養はあるし、腹持ちはするして、とーーっても(!)重宝をしているお方なのでございます。
みなさまもぜひ、お試し下さい・・・☆ (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「春、鰆、えんどう奈良から、やっぱりヒジキだ、日本人!」~卯月の旬(2015年4月)
(2018.4.16 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2018年4月のお膳