あれやこれやと、騒いじゃいるが、今日の料理屋の棒手振り、
何より今日は、とっときの品だぜぇ、こらうめえ!
目から花見だ、色合いも粋だの三色の野菜に、酢締めの魚で一夜漬け☆
- ★2人分の材料です。
- 大根‥‥‥100g
- ニンジン‥‥‥100g
- キュウリ‥‥‥1本
- 新ショウガ‥‥‥1片(1片は、親指の第一関節ほどの大きさ)
- アジ刺身用‥‥‥1~2尾分
- 塩‥‥‥少々
- 酢‥‥‥適量
- 塩‥‥‥小さじ1強
- アジは塩をふってしばらく置き、表面の水分を拭いたらバットなどに並べ、かぶるくらいの酢を注いで数時間置く。
- 大根、ニンジンはイチョウ切りに、キュウリ、新ショウガは小口にスライスする。
- 保存容器に2と食べやすく切った1、塩を加えてざっくりと混ぜ合わせ、一晩置く。
※真っ白になるまで酢締めしたアジは、3日ほど持ちますので、範囲内で食べきって下さい♡
※お魚は、アジの他ではイワシがオススメだそうです♡
●私こと山野亜紀は、食に関しては実に「エリアの狭い人」なんです・・・★ (-_-;)
幼少の当時は、お寿司はもちろん、とにかく生物が食べられないという子供でした★
・・・それがまた、私の両親と来た日には、
「お酒でも呑むようになったら、きっと食べられるようになるから、放っておきましょう!!」
という方達でして・・・。 😅💦
大人になって、(さすがは私の母、その通りになった訳ですが★)逆に、それまで私の分まで食べてくれていた家族が実に残念がったという、そんな私の実家でありました★ (^_^;)
●さて、お酒の力を借りて生物の方は相当にイケるようになりました私だったのですが。
それでもダメだったのが、生牡蠣やらカキフライ、ナマコやホヤの類いでありました★
ところがこちらの方は、私の師匠の林邦史朗先生の貢献(!)が大変に・・・大きかったようなんです。 👀
私が幼少の頃は、まだ父の会社の運営やら何やらがありまして、母自身が・・・とてもつましい生活を送るような人でありましたし。 😅💦
何より母は、外食がキライな人★だったんですね。
(お店の味に、飽きると申しまして・・・★)
なので私は大人になるまで、ほとんど母と外食をする機会もありませんでしたので、たくさんの初めてにもトライ(!)出来るようになりました。 (^_^)/
●そんな私が・・・師匠の仕事を手伝うようになり。😊
マネージャー業も務めるようになってからは、打ち合わせやら何やらで、ホントに・・・たくさんの食事をご一緒にする機会にも恵まれるようになり。
それが今では、好物になったモノもありまして♡
私にとっての師匠はある意味、仕事の方はもちろんなんですが、食育までも担当して下さった方のように思えます★ (^_^;)
●かような訳で、清水先生より。
「魚の入った漬け物!はいかがですが?」とのご提案聞いて・・・私、大変に驚きました★ ( ̄_ ̄ i)
というのは、「私にとっての漬け物」というのは、母や祖母が手掛けて作っていた「ぬか漬け」か。
たまに祖母の許に送られていた奈良漬か、はたまた一夜漬けの類いばかりでして。
・・・要するに、野菜だけのモノばかりで、魚の漬け物といえば、私にとってポピュラーなのは西京漬けか、「くさや」くらいでしょうか。 😅💦
イレギュラーな処では、私の記憶にあるのは金沢の朝市で見掛けた「海鮮のぬか漬け」で・・・。
実はこちらには、今だにトライした事がありません・・・。 (>_<)
私の兄は、そこは挑戦する人なので、旅先では山羊のお刺身であろうと、まずは何でも食べてみよう、という人なんですが・・・。 (^_^;)
●という訳で、ホントに今回のこの・・・お漬け物には、おっかなびっくり★
ドキドキしながら、撮影現場に向かったのですが・・・。
今回、このレシピを知って、本当に私はカンドー致しましたっ。
これなら、私でも食べられるっ・・・。 (‐^▽^‐)
それより何より、1人暮らしの私です。 👀
スーパーで買う「お刺身パック」、特に青魚の類いは、量が多いのでついつい買うのを手控えていたんですね。 😅💦
ところがこれなら、半分はお刺身で食べて、後日はこのレシピで美味しく楽しめるわけで、何だか、幸せになりました♡ (〃∇〃)
スーパーで買えるお刺身パックって、1種類だけの場合は、ホントに量が多過ぎて持て余してしまいそうですし★ 👀
かといって、組み合わせてあるモノはこれまた・・・決まり切ったメンバーばかりで、ついつい・・・遠ざかってしまっているお魚さんも多いんです。 (-_-;)
そこのところを。こんな形で楽しんでみてはいかがですか?
食べて美味しく、さっぱりとして美味しい、お江戸の当時より伝わる、色合いも美しくて由緒正しいお漬け物です。 (^_^)/
※こちらも、よければご参考まで。
※☆「鯵深し、トマトに生姜だ、日本人」~文月の旬(2014年7月)
(2018.4.2 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2018年4月のお膳