噛みしめる!
そんな幸せって、あるのだなぁ~、
ボリボリ、かみかみ、いつまで続くか、
嬉しいお茶請け、エビせんべい。


- ★作りやすい分量で、ご紹介をしています。
- 上新粉‥‥‥50g
- 干しエビ‥‥‥10g
- 湯‥‥‥大さじ3
- 塩‥‥‥ひとつまみ
- 揚げ油‥‥‥適量




- 干しエビは、粗く刻んでおく。
ボウルに上新粉を入れて湯を加えて、混ぜ合わせる。 - 更に干しエビも加えて混ぜ、ひとまとまりにする。
- まな板に打ち粉(上新粉)をして2をのせ、上にも上新粉を振ってラップをかけたら、麺棒でなるべく薄くのす。
- 1mm位の厚さになったら、包丁で四角く切り分ける。
- 180℃の油に4を一枚ずつ落とし入れ、勢いよく出ていた気泡が静かになり、こんがり色づくまで4分ほど揚げる。
※揚げたてよりも、冷めて味が落ち着いてからの方が、えびの風味を楽しめます♡

●2017年の師走のメニューを決めるのに、実は最大の難関がありました★
「旬食材がブリと大根だと、今一つ画面に華やぎがないのでは・・・★」 😅💦
何しろ大根はもちろん真っ白ですし、ブリにしてもまぁ・・・お刺身にする予定はなかったので、火を通してしまえば色合いもまた地味でして。
下の写真の通りに、画面が華やか(!)とまでには、参りません。 (´_`。)
そこで清水先生と私は、さんざんに頭を悩ませた結果(!)
干しエビの色合いを活かした「えびせん」をお菓子にしてはどうか・・・という事に、なりました。
・・・そこで私の持った印象というのは、
「ふ~ん、えびせんって、作れるんだ・・・」 ( ̄_ ̄ i)
そもそも、「えびせん」の原料とは、なんぞやっ。 😅💦
先生のレシピを見ると、上新粉(つまり、お米の粉☆)で作るモノ、とあります・・・。
●・・・ところで、エビといえばっ。
千葉は御宿という処で毎年、「伊勢エビ祭り☆」というのが開催をされているのですが。
その折、伊勢エビを(もちろん、お金を出して買うっ!)のですが。
お刺身か、もしくは「姿のままで炭火焼き」の2種類で提供をされているのですが。
土地の方が「お刺身にした残りの伊勢エビのカラやら、もげてしまったエビの足やら」をこれまた・・・炭火で丁寧に焼いて下さり、
「ほら、カッパえびせんよりも美味しいよ」
と私たち、観光客に振る舞って下さったのを、思い出しました。 👀
「お刺身にした残りの部分」を焼いて下さっているので・・・まぁ。(「もとで」は、掛らないか・・・?)
キチン質一杯(!)てな感じの一品☆(とも、言えないか・・・?)だったのですが★
ホントにこれがまた、とっても香ばしくって、幾らでもイケてしまうという・・・振り向けば、ある意味、不思議なメニューでもありました。 (^_^)/
エビの香りはもちろん満載ですし、しばらく夢中になって食べたという記憶があります。
●今回は「干しエビに上新粉」で作っていきますが。
ここでお粉は、お湯でまとめていきます。 👀
清水先生、水でも試してもみた・・・そうなんですが★
「お水でだと、粉が今一つ、纏まらないんですよねぇ・・・」との事でした。
お湯も水も、水分であることに変りはないハズなのに、温度というのはけっこうに大事なのだな~と感じました。 (゜_゜ )
はてさて、仕上がった・・・えびせんですが。
「奥歯でしっかり、噛みしめて食べる感じが満載ですね♡」
との・・・清水先生の、お言葉です。
はい、ついつい「市販のえびせん」のあの・・・ふわっとした感じなのかと、思いきや★
そこは全く(!)違いますっ。 😅💦
違うんですが、何しろエビの風味が満載で、ポツポツと食べながらも・・・そこは噛みしめるからこそなのか、満腹効果もけっこうに高いんですよね。 (^_^)/
●また「干しエビの、あの赤い色にはパワーがあって」、それはアスタキサンチンという成分です。
この方は、「活性酸素に打ち勝って下さる」ばかりか、免疫力を上げるのにも効果があります♡
その他には何と、エネルギー代謝までを活性化して下さったりで、それが生活習慣病予防にも。 👀
・・・その効果を、しっかりと受け取る為にも・・・エビさん、まずは初期の工程で、ここはしっかりと刻んであげて下さいませっ!
ここで手を抜いてしまうと、「せんべいは、硬く仕上ってしまうシロモノ★」なので、非常に消化吸収が悪くなってしまい・・・★
吸収が良くなくては、せっかくのエビさんのカルシウムも何も、身体をただ単に通過をしてしまうだけ(!)なので、そこには気を払いたい処です。 ( ̄_ ̄ i)
このエビせんって、奥歯で噛みしめて食べるモノだから、何とも脳にも良さそう!
何より嚼む事は、免疫力を上げるのにも効果があります! (〃∇〃)
エビを揚げて、上げ揚げ効果で楽しんでみませんか?
しみじみぽちぽち、奥歯で噛みしめればエビの風味も、その豊かさも舌先に広がります。
図画工作の境地で「昔ながらのエビせん」、ぜひぜひお楽しみ下さいませ♡ o(^▽^)o
(2017.12.25 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)
〇2017年12月のお膳