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〇じゃこめし

あいよ、出来たよ、お前さん。
女房おとよの、近頃のはやりだ、
今日の弁当、うまいし手軽で得意な「じゃこめし」。

  • ★2人分の材料です。
  • 米‥‥‥2合
  • じゃこ‥‥‥20g
  • 梅干し‥‥‥大 1粒
  • 炒り白ゴマ‥‥‥適量
  1. 米は研ぎ、30分以上浸水した後で、普通に炊く。
  2. 炊飯が終わったら、すぐに「じゃこと、種を除いて千切った梅干を米の上に乗せ」て、再び蓋をして蒸らす。
  3. 15分程蒸らしたら、さっくりと全体を返しながら混ぜて、茶碗によそってゴマをふる。

●古(いにしえ)より日本では、伝統の象徴ともされている健康食品の「梅干し」と。


そして、起源こそ定かではありません★
ないんですが、もしかして縄文時代から食べられていたとしてもおかしくないくらいに(!)
どう頑張っても、日本人には愛されまくって来たであろう・・・と想像される「じゃこ」の入った2017年7月の米料理は「じゃこめし」なのでございます♡

●さてまずは「じゃこ」の方から、ご紹介をしていきましょう♡

「じゃこは、イワシの稚魚をさっと茹でて塩干ししたモノ」であると、手許の資料にあります。 👀
ちなみに本名は、「ちりめんじゃこ」と呼ぶようです♡
ところで、この「じゃこ」って実は、「雑魚(ざこ)」の意味なんだそうですね★ (^_^;)
だからか、スーパーで売られている「ちりめんじゃこ」には、たま~に小さいアジであるとか。
タコやら、エビなんかも・・・そういえば混じっていたりしますよね★ 👀

これに対して「ちりめん」の方は、浜なんかで一面に干してある様が「衣類の、縮緬(ちりめん)の模様に似ているから(!)」・・・とか。
はたまたじゃこさん、浜に上げられて、その身が陽に照らされると「まるで縮緬のように縮んでいくから」・・・と、そこから来ているのだとも。 😅💦

●そして「梅干し」の方なんですが。 👀

 「戦場での陣中食」としても古来より大活用(!)をされており、また明治の世ともなれば、今度は「上野から、宇都宮までの新線」で、日本初の駅弁にまでも登場!!
 これって、宇都宮市にあります旅館「白木屋」の斉藤嘉平氏が初の考案に♡ 👀
何しろ「日本初の駅弁」ですから、そこはいっそ簡素に「梅干しのお握りが2個と、タクアンが2枚」で、当時は5銭で販売をされていたとか。 (^▽^;)

 ・・・こうして歴史が長い分、駅弁史の開幕にまで華を添えてしまったという・・・「梅干しさん」なんですが。
まぁ、「さも、ありなん★」と言った処でしょうか。 😅💦
私こと山野亜紀的には、「ずーーーっと地味なお方★」とばかりに思っていたんですが、実は 梅干しさん、「隠れたスーパーヒーロー☆」だったのですよね♡

●梅干しは書物でも、平安の頃には、そのお顔を見せるようになられており。

現代でも、もちろん愛されている・・・梅干しさんなんですが。
赤ジソを入れるからこそ、こうして赤く着色されて作られるようになった」というのは、江戸も後期に入ってからなのだとか。 (゜_゜ )
 それ以外には、その製造工程といってもさして「その昔から、変わっていない」そうなんですね。 😅💦

梅干しに含まれている有機酸には、体内の疲労物質を分解して下さるパワーもありますっ!
・・・なので、この暑さで弱り気味になっている、今日この頃の時節ではありますが★
そんな身体を、活性化!して下さるという梅干しさんは、スーパーヒーローなんでございます。 (^_^)/

 対する「じゃこ」や添えられているゴマにも、現代人が、どうにも不足がちなカルシウム鉄分が、たーーっぷり!
・・・心も身体も落ち着かせて、じんわり、元気になる栄養素がたっぷり入った「じゃこめし」を、ぜひぜひご活用下さいませ。 (^_^)/

 ※こちらもよければご参考まで。
「日中復興、チンゲン菜!胡麻は縄文、日本人」~長月の旬(2015年)
(2017.7.17 文責・山野亜紀)
(料理・器/清水紀子)

〇2017年6月のお膳

〇揚げナス

〇ごまだれ

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