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〇キュウリの南蛮漬け

切って漬ければ、食べ頃だ!
カプサイシンで脂肪も燃焼、真夏の味方だ、
ひりりと辛いは、キュウリで作った南蛮漬け☆

  • ★2人分の材料です。
  • キュウリ‥‥‥2本
  • (a)しょう油‥‥‥大さじ1
  • (a)酢‥‥‥大さじ1
  • (a)ゴマ油‥‥‥大さじ1
  • (a)だし汁‥‥‥大さじ1
  • 鷹の爪‥‥‥2本
  1. キュウリは、洗ってまな板の上に置き、塩小さじ0.5(分量外)をふりかけて、手前から奥へとコロコロ転がして板ずりをする。
  2. キュウリをさっと洗ってから水気を拭き、まず縦半分に切って、次に横3等分したら、保存容器に入れる。
  3. 鷹の爪は種を除いてブツ切りにして、(a)を合わせた漬け汁とを合わせ、容器の蓋をして、入れ物ごと回して全体に馴染ませたら、そのまま冷蔵庫で保存する。

※翌日から美味しくなり、5日目くらいまでが食べ頃です。
※1週間で、食べきる感じでどうぞ♪

●キュウリは「ウリ科・キュウリ属の一年草」で、唐辛子はといえば「ナス科・トウガラシ属の多年草」!

 ・・・何となく私は、両者は仲間だと思っていたんですが、実は全く違って(!)いたんですねぇ、まぁびっくり。 (^^;)

 ・・・ところで、唐辛子さんについてなんですが。
 「唐辛子の甘味種」が、食卓ではお馴染み、パプリカやピーマンなんだそう。
 青ピーマンも、熟すれば赤くなるが如くに(!)
 唐辛子だって、熟すからこそ赤くなるの・・・だとか★ 👀

 さて、かのお方と言えば、古(いにしえ)より、アメリカで使われていたという辛み香辛料(!)でして、その実が赤くて辛いのも、「辛みという味覚を持たない鳥たち」に、種を遠くまで運んでもらうためなのだとも。 (゜-゜)
 ・・・ちなみに「探検家のコロンブスさんが、アメリカ大陸を発見した!」のが、日本では室町は末期の頃。
 それも、今まさに戦国時代の幕開けか???・・・という辺りの事らしく。 💦

 その折には、コロンブスさん。
 「様々なアメリカの蔬菜」をかの地より持ち出しては、世界にその名を広めた張本人(!)なのだと、資料にはあります★ (^_^;)
 ・・・そしてこの方が「唐辛子は、胡椒の仲間だーっ!」誤解をしたせいで、世界では「トウガラシとコショウの区別が付かない(!)」現象を引き起こしてしまいます・・・。 ( ̄_ ̄ i)
 何でも、カリブ海のエスパニョーラ島「アヒーと呼ばれていた唐辛子」を、当時は高額で取引をされていたコショウの仲間だと、コロンブスさん★
 スペイン政府に、報告をしてしまったので(!)
 今でも、フランス語では「ピーマンは、トウガラシ類を指す名称」になってしまっていたり。
 ハンガリー語でパプリカと言えば、イコール、コショウの意味だしで★ 😅💦

 日本もその例には漏れませんで、やって来た当初は、唐辛子であるのに、その名を「蕃椒(ばんしょう)」であるとか、「南蛮胡椒(なんばんこしょう)」・・・とも呼ばれていたようで★
 また、地方によってに「呼び名も違って」いるので、何とも面倒な事になっているのですよね。 (‘_’)

●コロンブスさんとしては、「アヒーは、コショウよりも価値がある香辛料だ(!)」と思っていたかったよう。 👀

 それが尾を引いて、今でも「スペインでのアヒーという単語は、唐辛子の俗語として活用」されているんだとか・・・。
 ・・・気持ちは判りますが、ちょっと尾を引きすぎじゃないんですかねぇ、コロンブスさん★ (>_<)

 さて、トウガラシが日本に持ち込まれたのが1542年で、それはポルトガル人から伝わったんだ・・・とか。
 ・・・はたまた1605年に朝鮮から対馬を渡って、タバコと一緒に南蛮からやって来た・・・などなど(!)
 この件に関しては、幾つか説があるようです。 👀
 前者が室町末期で、後者はお江戸は二大将軍・家忠の頃といいますから何とも、けっこうに大ざっぱ(!)な感じも、致しますよね。 😅

 対してのキュウリさんなんですが、インドはヒマラヤの辺りが原産に。 👀
 日本には、平安の頃にビルマを通って、中国の南部からまず「水分の少ない南伝キュウリさん」が、やって来ました!
 その名も、熟すると黄色くなるので、「黄ウリ」が「キュウリ」へと変化したとも。 😅💦
 ・・・これに遅れて、原産地は同じなんですが、お江戸の頃になっていよいよ「水分が90%を占めるという、みずみずしい北伝キュウリさん」がシルクロードをまたいで日本にやって来ます(!)

 ・・・前者は漬け物や酢の物に向いているモノで、後者の方は、生食はもちろん、漬け物や炒め物にも大活躍をされておられますが。
 現在では、掛け合わせてげ現在のキュウリさんになっているようでございます。 👀
 で、代表的な・・・夏野菜のキュウリさんなんですが。
 今の時期に、ついつい摂りすぎてしまいがちな塩分を排出(!)するパワーのあるカリウムを、たっぷりと含んでおられます。

 また、あの緑色の皮部分には抗酸化作用のあるカロテンも!
 ・・・特に、皮と実の間のぬめり部分に健康効果があると言いますので、どうぞ丸ごと1本、使い切りでお楽しみ下さいませ☆
 防腐作用に殺菌作用、さらに体脂肪燃焼効果まであるトウガラシに、夏バテや疲労回復に活躍をして下さるお酢使い・・・。
 ゴマ油の香りに癒やされながら、まずは8月。
 このお漬け物で、猛暑を駆け抜けて参りましょうか。(^_^)/
 (2017.8.7 文責・山野亜紀)
 (料理・器/清水紀子)

 〇2017年8月のお膳

☆「愛されてるアジだよね!イキな枝豆、日本人」~文月の旬エッセイ(2017年)

〇マグロと山芋の湯葉巻き(8月)

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