●・・・いよいよ2017年9月です。
スーパーで先日、松茸を見掛け、いよいよ「和心きらりも、井田千春バージョンを終了せねば」と心を引き締めた・・・私こと山野亜紀でございます。 😅💦
というのも、「和心きらり」は2017年6月を機に一度お休みし、この年の9月に5品を発表したところで、井田千春チームでの仕事を終了し、別の先生とお仕事を再開しているからなんです。 (^_^;)
・・・さて私と言えば、2015年10月の末に林邦史朗先生が亡くなって以来、とにかく毎日を模索し続けております。
・・・先生の代理という形で続けさせて戴いていた、殺陣講師の仕事を離れ(!)
また、林先生が遺された資料などを整理しながら、これからどうやって生きていこうかと考えてばかりの日々でした。
先生が逝かれて、ようやく2年になろうとしています。
色々悩みましたが、今まで勉強をしてきたことを活かしつつ(!)
何しろそれまでが、殺陣の講師の仕事をしながら、先生の助手とイベントと、HP作りに明け暮れた日々でした。 👀
なので私って、世間の情報にとっても疎かったんですね・・・。 (^_^;)
●新しい情報に、驚いたり。
迷う日々でもありましたが、この度「和心きらり」も井田千春先生バージョンをいよいよ終了する事となりました♡
・・・もともと、「どうしても殺陣というコンテンツだけでは、これ以上は、私自身の活躍の場が広がらない」
これを脱却出来たら、と。
その思いで、「自分の勉強のためにも、大学に行くつもりで4年はやってみよう!」と思い、「時代劇から、元気になろう!」のスローガンを立てて、始めてみた事業でありました。 👀
この後、その魂はへ清水紀子先生にレシピ制作をお願いをして、進めて参ります。
・・・今までは「和と洋を比べる」がテーマでしたが、後の1年は「和文化に近づいたメッセージ☆」になれたらと思っています♡
●さて林先生と共催していた・・・殺陣と真剣のWSなんですが★
林先生の死を切っ掛けに独立した私は、色々と悩んだ結果、WSは閉鎖し、別の道を歩むことに致しました。 (^_^)/
考えてみれば今までは、すべて林先生がお膳立てをしてあった場での活動であったわけでした。
林先生が取ってきた足取りを、もしかして私は1人で追っているのかも知れません。 😅💦
そして、なんと(!)
人生で、そんな事をするとは1度も思って来なかった事にまで、私はチャレンジをしてしまいましたっ!
・・・それは、真剣の誂えです。
何でも居合道を究めた方は、商談試験の折には、その型を「真剣で行う」なる規定があるそうで★
私たちは試斬をしますが、居合の道場では全体の7~8割が試斬をしない(!)流派なのだと聞いています。 👀
そして試斬をしない道場では、真剣でも「軽い方が扱いが楽なので、軽い剣を使う」のがどうも主流となっているそう。
私の新作の刀の折にも、「刀身を薄くして、軽くして拵えますか?」とのお話がありましたが、やはり私は「邦史朗の名を継ぐ者」ですから☆
侍の象徴である刀を、そんな軽々しく扱っては欲しくないので、そこそこ重く造って戴きました♡
刀は重たいモノですし、それでおのれの道を斬り開くもの・・・。 👀
新しい刀は、思い切って少し長めのモノにしてみました。 👀
2尺4寸5分の方が、風雪さん。
弟の2尺4寸の方が、波雲さんと名前も付けました。 (〃∇〃)
●さて私こと山野亜紀は、林邦史朗という人がいなければ、今の技術も知識も。
そして、試斬演武もするハズもなかった人生・・・。
私は林先生が居なくなって初めて、「自分がどれほど、特殊な人間であるか」を思い知りました★
女性の殺陣師は、日本には(おそらく世界でも)私1人しかいませんし★
・・・でもでも、女性だからこそ出来る何かが、ぜったいにあると思うんです!
そしてありがたい事に、心ある皆さまが私を助けて下さいますし、それは林先生がおられたからこその人脈であったり、私自身が作り出したものもあります。
たくさんの方が、私の演武を喜んで下さり。
その中から情報を得たりで、お客さまにはいつも感謝をしております♡
もっともっと、喜んで戴けるよう、がむばってまいる所存でござりまする。 (^_^)/
そして4年もの間、私とお付き合い下さった井田千春先生、本当にありがとうございました。
貴女さまと共に戦い続けた、魚との日々は一生、忘れないでしょう。 (^_^;)
毎度毎度、
「料理教室には、絶対に出てこないようなお魚なんですよっ!!!」
と叫びながら★
・・・お料理教室には出刃包丁がない(!)ので、洋包丁で毎度毎度、懸命に格闘をして下さいましたっ♡
考えてみれば、最後が松茸料理というのも、井田先生らしいといえば、らしいですよね☆
なかなかに、☆おステキ☆な先生でした♡ (^-^)
あと1年、清水紀子先生バージョンでもよろしくお願い致しますー♡ (〃∇〃)
(2017.9.1 文責・山野亜紀)
〇2017年9月のお膳