●私こと、山野亜紀が初めてポルチーニなるキノコを知ったのは・・・。
たしか、イタ飯屋さんか何かだったでしょうか。 👀
パスタの上に乗っているなぁ的な感じで、へ~ぇ、世界にはこんな茸も存在するんだなぁ、なんて思っていたのですが、ドンドン(!)
ポルチーニには、ヤマドリタケなる和名が存在!
・・・実は「日本にも、もともと生えている茸(!)」だったんですねぇ、はい★ 😅💦
何しろ今まで、余りにも誰にも振り向かれる事がなかった(!)お方であったので。
日本では、存在が余り知られていなかったという・・・何だかせつないキノコさんなのでした★
存じ上げなくってごめんなさいね、といった感じですよね。 (^▽^;)
●世界的には、松茸、トリュフと並んで、世界三大キノコとされている・・・ポルチーニさんです。 👀
かつ繊細な網目模様があるのが特徴で、トウヒ(写真下・北海道から福島の辺りまでに生える針葉樹)林に発生する、外性菌根キノコなんだそう。 (゜_゜ )
よくある、木の根にキノコ菌が共存して繁殖をするタイプで、日本には(2016年現在★)ではまだ松茸の養殖が成功していないように、ポルチーニさんもそんな感じだそうで・・・。 👀
なので、「天然モノのみが流通(!)」しているという、大変ありがたい(?)キノコさんなんですよ、はい。 (^▽^;)
けっこう、意外な感じですよね。
●私は、まだ一度も手に取った事がなかったのですが★
世間では、乾燥をさせてスライス、または冷凍されたモノが多く流通をしているそう。
👀
生であれば、傘の色が茶色くて、ひだの色は薄いグレイか緑色なんだとか。
旬は8~9月とありますが、真夏でも発生!
最近では「外国樹林に同居して、日本を訪ねて来たなる菌が根を下ろす」ことも多く。
・・・もともとは奥深い山中に生息をしていたのが、今ではよ~く観察をしてみると、町中の公園やら、道路近くの林かなんかで、ひっそりとお暮らしになっているのだそう。 😅
何しろ日本では、「食べる習慣がなかったキノコ」でしたから★
せっかく生えていても、全く誰にも気付いてもらえないでいるという、日陰の存在であったのです・・・ホントに、なんて事なんでしょうね。 (^^;)
●さてポルチーニの意味なんですが、イタリア語で「豚のような奴」を指し★
・・・ここだけ聞いていると、あんまり愛されていないようにも感じられるんですが、実はそうではなく。 👀
丸々と膨らんだ、まるで「子豚のような可愛らしいお姿に因んでの命名♡」なんだそうで、それだとたしかに頷けるかも。
ちなみに和名の「ヤマドリダケ」は、山鳥の羽根の色と、太った体型(!)から付いた名前なんだそうですが、何だか余りにも愛されていない感が満載で、思わずそっと抱きしめてあげたくなる気がする・・・私こと、山野亜紀なのでございます★
●もっとも茸は、よほどの達人でないと難しい処もありますよね。 👀
「毒茸を掴まされてしまう(!)という危険」もあって、キノコは危険と隣り合わせ★
・・・ちなみに日本では「本物である、ヤマドリタケ」と、同族で近縁に当たるという「ヤマドリタケモドキ(本物に比べて、やや風味が劣るらしい★)」とは分けられているそうですが、ヨーロッパではこんな区別はしないんだとか。 (‘_’)
ちなみにヤマドリタケは針葉樹林なんですが、モドキさんはナラやブナといった、広葉樹林にお暮らしに。
なので先ほどの街角でお暮らしになっているのは、モドキさんの方みたいです。 👀
●モドキさんにしても、本命さんにしても。
イグチ属のキノコに、毒キノコはないと考えられていたそうなんですが★
「ドクヤマドリ」なるキノコが、針葉樹林の方に生えているそうで・・・。 ( ̄_ ̄ i)
胃腸系の中毒を起こすそうですから、やっぱり美味しいけど侮れない、けど食べたい!
そんなキノコさんには重々、慎重に対応、かつ美味しくお付き合いを重ねていきたいモノです。 👀
昨今の酸性雨で、ずいぶんに森林がやられてしまっているので、キノコの素の菌根菌も、生存が難しくなってきているそうなんですが、何とか乗り越えて戴きたいものですよね。
●さて、そんな・・・。
とにかく香りが良くて肉厚で、美味しいポルチーニさん・・・なんですが。
ビタミンB2やB3、はたまた亜鉛やセレンを含んでおられますが、何しろキノコなだけに低カロリー♡
抗酸化作用があって、抗ガン作用にもパワーを発揮する、日本ではマイナーなれど、イタリアやポーランド、中国なんかでは、とーーーっても愛されているお方なんです(!)
ここは一つ、胸を開いて、愛して差し上げようではありませんか♡ (^-^)
●さてもう一つの旬食材、青鯛さんの方へ参りましょう。
ところで皆さま、青鯛ってご存知でしたか? 👀
今回の方も、羽田市場からやって来られたお方なんですが、世間ではフツーに高級魚であるらしい(!)
・・・手許の資料には、「知っていたら通人級(!)」とありますから、なかなかに巡り会えないお魚さんでもあるようです。 ( ̄_ ̄ i)
伊豆諸島や小笠原、関東だと神奈川県では三崎であるとか。
とにかく、その辺りにお暮らしになっておられるそうで、意外や意外!
そちこちでの名前が違うようですから、けっこうに彼の地では愛されているお方のようです。 👀
●産卵は、伊豆なら6月から9月にかけて。
100メートルを超す深~い海にお暮らしになっておられるそうで、旬の季節は夏から秋にかけて、いって初冬の辺りとも。 👀
とにかく、一般のスーパーでは余り扱われなていないお魚なんだそうで、関東では、いわゆるお料理屋さんだとか。
こだわりのある(?)イキなお魚屋さんといった処でなら、たま~に巡り会えるかも、という感じらしいんですが。
味はコリコリとした歯応えで、とってもタンパク♡
成魚なら50センチくらいの大きさにまで成長をするそうですが、身体が平たくて、体色が青みがかっているから、その名が付けられたのだとか。 👀
●しかしながら、東京の庶民の生活ではマイナーでも。
伊豆や九州、鹿児島の辺りでは高級な白身魚♡として、その地位を欲しいままにされているそうなんですね。 (‘_’)
スズキ系スズキ目スズキ亜目フエダイ科で、アオダイ属のお魚なんだそうですが★
・・・この、どこまでスズキが続くかというくらいな感じなんですが、とある地域では重宝され、かつ伊豆七島では、中心場釣りのターゲットとして狙われているお方なんです(!)
何しろ白身のお魚なので、高タンパクで低カロリー!
良質なタンパク質は、体力や筋力、免疫力をパワーアップ。
かつ、新陳代謝を活発にもして下さいます♡ (^-^)
また含まれるDHAやEPAは、生活習慣病予防にも一役買います。
・・・とにかく、あまり関東のスーパーでは巡り会えないお方ではありますが、私的には、レモンマリネがお勧めでしたよー♡ (^_^)/
他の白身のお魚でもこのレシピでトライしても良いんでしょうが、もしかして巡り会ったらぜひレモンマリネを、お試し下さい。
私こと、山野亜紀も、青鯛さんとの再会を祈っております♡ (〃∇〃)
(2016.10.1 文責・山野亜紀)
〇2016年10月のお膳