真っ青な空に、緑の風。女房のお咲と共に、長屋で迎える新しい一日。初めての朝に彩り添える、黄色い花びら、 きれいな、きれいな・・・かき玉汁。
・・・もっとも、お江戸の頃は「煮たてたすまし汁に、溶き卵をかき混ぜながら溶き入れた」だけで、ちらした卵が沈まないように、でん粉で濃度をつけたりしない、さらっさらのすまし汁仕立てのお汁だったようです。 なので「かき玉汁」とはいわず、料理書には「溶き入卵」として紹介がされています。 👀
・・・ところで「かきたま汁」と言えば、私こと山野亜紀的には、小学校の家庭科の授業でしょうか。 😅💦 たぶん初めて習った汁物が、お味噌汁とこの「かき玉汁」だったかな、と思います♡ カンタンながら、この卵のふわふわ具合がどうも上手くいかず、特に白身の部分なんか、ぼってりとした塊に仕上がる事も多かったような・・・★
そんなこんながありますが、今回のポイントは「カツオ出汁の簡便的な取り方」です♡ 「お茶パック」、又は「だし取りパック」などの名称で売られているパックに、こうして削り節を入れておくとすぐに使えて便利で、濾す必要もありません。 (^_^)/ 後は濃度をつけて、菜箸を2本とはいわず、多めに使って溶き卵を入れたらよくかき混ぜましょう♡ ふんわり、あったかいお汁が、アナタの身体も心も温めまてくれますよー。 ぜひ、お試しください。 (〃∇〃) (2015.5.1 文責・山野亜紀)
〇かきたま汁
〇メバルのアクアパッツア
○焼きそら豆