おい、おきよ、 今日は遠出の普請だから、昼飯も拵えといてくんねぇ。亭主の言葉に、おきよは大変。朝飯は茶碗で、昼は握りで・・・そら豆ごはん。
原産地は地中海東部で、エジプトが全盛期だった頃は何と(!)主食扱いだったんだそうですが、・・・日本は何しろ、お米が主食ですものね★ 空豆もかような訳で、副菜扱いに。 例えば、甘く煮てのお多福豆やら、莢ごと煮てといった処のようです。 (゜-゜)
ところで私こと山野亜紀は、関東人なので、知らなかったのですが。 関西の方では、若い空豆の莢の裏側の硬い薄皮部分を剥いて、薄味に煮て食べると資料にあります。 へぇ~、面白い食べ方だなと思いました。 (^-^)
さてこの「そら豆ごはん」ですが、日本独特の糧飯(かてめし)です。 お米の嵩増しとして楽しまれた事とは思いますが、色合いもキレイで、お豆はおっきくて見た目にパンチがあります♡ また豆のほっこりがうれしい、シンプルな塩味のご飯です。 (〃∇〃) (2015.5.1 文責・山野亜紀)
〇そら豆ごはん
〇リンゴと生姜のコンフィチュール
〇スペアリブのマーマレード・タイム風味