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○鰺の塩焼き

今、帰ったぜ。 
あいよ、今夜はこれだよう。
長屋でみんなが、夕餉に焼くのは、
とびっきりだぜ、鯵の塩焼き。

  • ★2人分の材料です。
  • アジ‥‥‥2尾
  • 塩‥‥‥少々
  • 大根‥‥‥100g

 

  1. アジは、頭を左に盛りつけるため、裏になる方の腹を切って内臓を取り出し、骨に沿ってついている薄皮を包丁の先で、破っておく。
  2. えらぶたを取り、内臓のあった部分、骨に付いている血の固まりをきれいに流水で洗い、内臓と頭の部分を貫通させる。
  3. 全体に一尺塩(約30cmの高さから、塩をふる事)をし、そのまま10分おいて、出てきた生臭い水分をペーパータオルで拭き取り、あらためて化粧塩をする。(ひれにしっかり塩をまぶし、全体にも薄く塩をふる)
  4. グリルの場合は、裏になる方から焼く。
    コンロに網をおいて焼く場合や、七輪で焼く場合は、表になる方から焼く。
    7分通り火が通ってきたら(目が白くなります)、裏返す。
    残り3分、反対側にも火を通す。
    頭を左に、少し頭を下げ気味に皿にのせる。
  5. 大根をおろして巻き簾に取り、余分な水分を切り、山型に形を整え、アジに添える。
    (お好みでレモンやスダチ、ポン酢、しょうゆをかけてどうぞ)

●鯵の塩焼きのレシピや、動画を幾つか見たのですが・・・。

 けっこうに下拵えについては、どれもまちまちなんで、びっくりしました。 😅💦
 こんなにシンプルなレシピなのに、意外ですよね。 (^_^;)

 さて、和食の基本なのですが。 👀
 「左・頭に、手前・腹」とは申しますが、魚の盛り付け方の基本というのは、コレ。
 ・・・なので、上になる方を美しく拵える為に、魚のハラワタを後ろ方面から攻めて、抜いていきます。

 えらぶたを取り、焼き姿が美しくなるよう、ヒレや尻尾に化粧塩など。
 日本古来からの技法が、活かされています。 (^_^)/

 ・・・ところで、私こと山野亜紀の家では、グリルで魚を焼くのが習わし。
 なので、裏面を先に焼いてからひっくり返して表面と焼いていくんですが、例えば七輪やフライパン。
 つまり、下から火力が来る場合は、逆に表面から焼いていくと、キレイに仕上がるんだそうです。 (゜-゜)
 ・・・最近は、両面焼きコンロなんてのも出てきて、鶏の手羽先なんかも、フライパンよりコンロで焼く方が、美味しいんだそうです。

 大きな鯵が、魚屋さんやスーパーに並んで、誘っております。
 いっちょ、自分で捌いてモノにしてみませんか?
 「和心きらり」レシピ、でお楽しみ下さい (^_^)v
 (2014.7.1 文責・山野亜紀)


 〇鯵の塩焼き

 ※「鯵の下拵えの動画は、こちらをクリック☆」

〇鰺の手こね寿司

〇大根のきんぴら

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