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☆「やって来たか、ホウレン草!蟹はお好きな日本人」~睦月の旬(2016年)

●今月の旬食材の、カニさんなんですが・・・。 👀

 ついつい「カニさん」といえば、スーパーでよく見掛ける高価なタラバガニやら、そして・・・やっぱり毛ガニ(?)
 はたまた、水族館ではお馴染みの、タカアシガニ。

 そして、河原でよく見掛ける「サワガニ」くらいしか、私こと山野亜紀は思いつかなかったんですが・・・★ 😅💦
 資料を見てみますと、世界では6,000種(!!)ものカニさんが存在しており・・・っ!
 そして日本だけでも1,200種類(!)ものカニさんが、お暮らしになっておられるのだとか・・・。 (^▽^;)
 今回マジメに、ホンっトに驚きました・・・私こと、山野亜紀でございます・・・★

●・・・またカニさんと言えば、イメージするのは「横歩きするお姿」ではないでしょうか。

 ついつい、砂浜から海に向かって歩く、こんなお姿を思い浮かべていた・・・私こと山野亜紀だったのですが、ところがドンドン(!)

 中には、「前歩きをするカニさん」がいてみたり、後ろ歩きまでされる種類がおられるのだとか★
 「前後左右、自由自在に動けるなるカニさん」までもおられるそうで、・・・何事も決め付けてしまったり、こう・・・思いこんでしまっていては良くないのだなぁなどと悟ってしまう・・・昨今の、私こと山野亜紀なのであります・・・★ (^_^;)

 さてカニさんは十脚目短尾下目(たんびかもく)に属するという、甲殻類の一種。 👀
 ちなみに、「自らをカニだとは名乗っておられる方」もありますが、タラバガニやヤシガニさんは実は、ヤドカリさんの種類に含まれるんだそうです。 (゜-゜)

 とにかく、海に棲むモノあれば、河に棲むモノあり(!)
 深海から、陸上に棲み暮らす種類もおられるそうでって、そこはさすがに、6,000種類なのかもですよねぇ・・・。 (+o+)
 「
成体になっても数ミリ」というお方もあれば、タカアシガニさんのように、(脚の先から先まで入れれば)3メートル(!)の大きさにまでも成長するというお方もいらっしゃるという。
 まさに、一口に「蟹の仲間」と言っても、様々なお方がおられるようです。 👀

●ただ陸で生活しようが、水中に棲もうが、その産まれ方だけは同じよう。 👀

 親が卵を(そこが海水であれ、淡水であれ)まずは、水の中に産みつけます。
 孵化した幼生は、プランクトンなどを召し上がりながら、ふわふわと浮遊。
 それぞれの生息に適した場所に落ち着いてから、おもむろに稚ガニへと変化をするよう。 👀

 ただし、サワガニヤマガニは、幼生期を卵の中で過ごすといいます。 👀
 一口にカニとは言っても、ホントに色々あるのだなぁと驚きました。

●さてカニさんといえば、鉗脚(はさみ)を持っているのが特徴でしょうか。

 ・・・ついつい、あの大きな鉗脚で餌を捕食するのかなぁと、私こと山野亜紀は思っていたんですが、、、
 それはもちろん、餌を掴んだり、敵を威嚇するのに用いたりもするのだそうですが。
 下の写真のシオマネキなんかの場合は、「オスは、片方の鉗脚だけが大きく育つ★」のだそうで、しかもそちらはもっぱら、求愛行動にしか使用されてはいないという・・・うーむ★ (^▽^;)

 また、どちらでお暮らしになっているカニさんも、そこは生き物だからか、「水がなければ、生きてはいけない」のだそう★
 なので、「水揚げされたカニが、泡を吹く様子がある」のは、「体内にまだ残っていた限られた水分を、出したり戻したりして使っている内に、それが粘膜成分と混じって泡になる」のだとか。 (゜-゜)
 ・・・ゆえに、「カニは、水中にいる間は、泡を吹く事はない」・・・などなど。
 なんだか色々事情もあるのだなぁと、ただひたすらに感心ばかりしてしまう、私こと山野亜紀なのであります。 (^◇^;)

●さてカニさん、オスとメスで比べると、オスの方が高価なのだとか☆

 オスは「お腹の幅が狭く」て、1対の交尾器がそこにあるのだそうですが。 👀
 ・・・メスの方は、オスよりは横幅が広くて、その脚も、卵を抱えやするするためなのか、こんな発達の仕方をしているのだそうです。

 そしてカニさん、茹でれば赤くなりますが、これは甲羅の中にあるアスタキサンチンという色素のせい。
 加熱されると、タンパク質とアスタキサンチンが分離をするので、それが赤く発色する事になるのだと資料にありました。 👀

●そんな・・・カニさんなんですが★

 最近ではホントに、良く聞かれますよね。
 甲殻アレルギー・・・
 食べると、発作が起きてしまう人もあるとかで、はたまた、毒を持っているカニさんの種類もあるそう。 👀
 カニさんには、寄生虫までいる場合もあるとかで、よくよく注意をして食さねばならないと、資料にあります。 😅💦

 ・・・ただ、身体が適応するなら、これまたカニさんは、高タンパクで低脂肪。 ヽ(^◇^)ノ
 カロリーも低いので、ダイエットにはもって来いの食材なんだそうですが、ただ東洋医学で言えば、これまた蟹は、冷性の食べ物なんだそう。 👀
 食べると「身体も冷えてしまう」ので、冬にたくさん食べ過ぎてしまうと、これまた冷え症の原因にも・・・。 (T ^ T)

 でも、そこさえクリア出来てしまえば、含む良質なタンパク質には、疲労回復や滋養強壮、免疫力向上にも一役買いますし、含まれるビタミンB2には、脂質の代謝を促す効果までも♡ (〃∇〃)
 またカニさんに含まれるタウリンには、血圧を正常に戻す作用もありまして、亜鉛の含有量も多いですから、皮膚や粘膜の維持を助けたり、味覚障害の方の助けにもなります♡ (^_^)/

 またその甲殻には、有名なキチンキトサンが含まれていて、これまた健康食品としても、大・活躍(!)
 血中のコレステロールを下げてくれたり、活性酸素を押さえてくれたりなどなど、はたまた眼精疲労にまでも、そのパワーを発揮致します☆
 何とか上手に、取り入れてゆきたいお方ですよね。 (^-^)

●さてもう1つの旬食材、ほうれん草の方に参りましょう。

 原産地はアジアとありますが、日本にやって来たのは江戸時代の事のよう。 👀
 三代将軍家光の時代に、その名も「多識編」という「本草学書(植物中心に紹介をした、薬学書)」に、その名前が見られるそうです。
 日本には、まず東洋種が渡来し、明治になってから今度は、西洋種が持ち込まれたんだそう。 (゜-゜)

 資料によると、 伊達正宗も食べていたと言われている・・・ホウレン草さんなんですが、それは珍重されていたからこそ、高貴な方のお口に入れられたのか。
 はたまた、その頃にはもう既に、フツー☆に普及していたので、何となくも口にする事になったのか・・・。

 私こと山野亜紀的には、そこの処が、なーんとなく気になる処なのであります・・・★ (^_^;)

●また「ほうれん草のタネ」は、周りが硬いが故に、発芽率が低く・・・★

 なので最近では、裸種子の種類のホウレン草を栽培するのが経済的♡
 2~30センチの辺りまで育ってきた処で、収獲をするのだそうです。 👀
 ・・・そういえば、先ほどの薬学書には、「菠薐 今案カラナ 異名 菠菜 赤根菜」などの名前で紹介をされているそうですよ。

 ところでホウレン草さんは、ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属のお野菜で、なんと、雌雄が異体(!)
 ・・・そして冷え込んでくると、ぐっと柔らかくなって味が良くなるという特徴をもった、お野菜なんだそうです。 (゜-゜)

●なので、冬に美味しくなるホウレン草さんなんですが★

 灰汁(アク)が多いのが、気になりますよね。 👀
 なので必ず、下茹でするなどの下処理が必要(!)
 ただ昨今は、生食用ホウレン草(サラダホウレン草)なる種類もあるのだそうで、よくよく確かめてから楽しむのが良いようです。

 日本では、葉が薄くて切りこみが多くて、根の赤い東洋種と。
 葉が厚くて形の丸い西洋種が栽培されているんだそうですが、寒くなって来ると、ほうれん草さんには、低温ストレス効果がやって来ます・・・っ! 😅💦
 通常、ストレスといえば何だか、身体にとーっても悪いモノのように思えるのですが★
 これがホウレン草さんの場合となると、甘みを増して下さったり、ビタミンCやE、カロテンなんかがぐっと増えて、旨味を増す効果に繋がるんだそうです(!)

●ビタミンAや葉酸も多くて、鉄分が豊富に♡

 またこの鉄分というのは、葉酸と合体して吸収が良くなるのだそうで、ホウレン草さん、貧血予防には最適アイテムのお野菜なんだそうですよ。

 ・・・ただ、シュウ酸も多くて★
 余りホウレン草を摂りすぎると逆に、このお方が体内のカルシウムと結託(!)して、腎臓や尿管の辺りで結石として成長・・・。 (^◇^;)
 そうなると、死ぬほど痛い(!)という事なので、このシュウ酸とやらは、何分にも水溶性なので、まずは大量のお湯で湯でこぼしてしまう事が必定なんだそうです★

 ・・・また、削り節や牛乳と一緒に摂る事で、その含まれるカルシウムが先にシュウ酸と結合してしまうので、結石を防ぐ効果にも♡
 なので、おひたしには是非とも削り節を添えて下さいね。 (^_^)/
 「和心レシピ」の「ほうれん草入りクリームシチュー」なんてのは、実は、とーーっても理に適ったレシピなのでありました♡

 冬には甘みを増して、食べ方さえ気を付けていれば、身体にパンチを与えて下さるホウレン草さんです♡
 ぜひ今年も、愛していこうではありませんか。 (^-^)
 (2016.1.1 文責・山野亜紀)

 〇2016年1月のお膳

〇カニ酢

第32話 カニは、お好き?(2016年1月)

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