なかなかに止まぬぞ、あと一杯。燗のつもりが、たしなめられて、もう一杯。息も白い降る星の宵、 そっと戴く・・・鱈のくず打ちお吸い物。
「井田先生、冬ならではの、何か身体の暖まる、あったかいお吸い物を作って下さい~」 とお願いをしたら、 「はいはい、いいですよ~」 と言って下さり、出て来たのがこの、くず打ちお吸い物でございまする☆ (〃∇〃)
さて今回は、他の鱈料理とは違って、下拵えがございます★ ・・・生のタラを、直接お出汁に入れてしまうと、生臭さが引き立ってしまって、NGなんだとか。 😅💦 なので、味を封じ込める為にも、片栗粉でコーティング♡ さっと湯がいて、吸い物椀のネタに致します。
葛は昔から、身体を温める漢方薬としても、知られております。 👀 ・・・絵的に言えば、目一杯に鱈なんですが、お江戸の頃だったら、下手に具材を増やさず(!) こんなメニューが定番だったのではなかったかと、私こと山野亜紀は思います♡
ドシドシ寒くなっていくかと思われるこの時期、ほっと一息、暖まって下さい。 じんわり、嬉しくなれるレシピです。 (^o^)/ (2015.11.1 文責・山野亜紀)
〇鱈のくず打ちお吸い物
煮干し出汁の極意☆
☆「鱈、たらふく(!)ブロッコリーは今だよ、日本人」~霜月の旬(2015年)