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〇鱈のくず打ちお吸い物

なかなかに止まぬぞ、あと一杯。
燗のつもりが、たしなめられて、もう一杯。
息も白い降る星の宵、
そっと戴く・・・鱈のくず打ちお吸い物。

  • ★2人分の材料です。
  • タラ‥‥‥1枚
  • 片栗粉‥‥‥適宜
  • (a)昆布(5cm角)‥‥‥1枚
  • (a)水‥‥‥2カップ(400cc)
  • 塩‥‥‥小0.5
  • 薄口醤油‥‥‥小1
  • 三つ葉もしくは万能ネギ‥‥‥適宜
  1. タラは一口大に切って、片栗粉をまぶし、沸騰した湯で茹でて火を通す。(下拵え)
    三つ葉は、1cm大に切る。
    鍋に(a)を入れて、30分おく。
  2. (a)を中火にかけ、沸騰したら昆布を取り出す。
    塩と薄口醤油を入れたら一煮立ちさせ、火を止める。
    椀によそい、吸い口に三つ葉を添える。

●今月の旬食材、鱈を使ったお吸い物、でーーーっす!

「井田先生、冬ならではの、何か身体の暖まる、あったかいお吸い物を作って下さい~」
 とお願いをしたら、
「はいはい、いいですよ~」
 と言って下さり、出て来たのがこの、くず打ちお吸い物でございまする☆ (〃∇〃)

 さて今回は、他の鱈料理とは違って、下拵えがございます★
 ・・・生のタラを、直接お出汁に入れてしまうと、生臭さが引き立ってしまって、NGなんだとか。 😅💦
 なので、味を封じ込める為にも、片栗粉でコーティング♡
 さっと湯がいて、吸い物椀のネタに致します。

 葛は昔から、身体を温める漢方薬としても、知られております。 👀
 ・・・絵的に言えば、目一杯に鱈なんですが、お江戸の頃だったら、下手に具材を増やさず(!)
 こんなメニューが定番だったのではなかったかと、私こと山野亜紀は思います♡

 ドシドシ寒くなっていくかと思われるこの時期、ほっと一息、暖まって下さい。
 じんわり、嬉しくなれるレシピです。 (^o^)/
 (2015.11.1 文責・山野亜紀)


 〇鱈のくず打ちお吸い物

煮干し出汁の極意☆

☆「鱈、たらふく(!)ブロッコリーは今だよ、日本人」~霜月の旬(2015年)

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