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〇せりのおひたし

おとっつぁん、あったよ、ほらそこに。
植えたのも旨いが、野植えのものなら、喜びもひとしお。
今宵のおかずは、せりのおひたし。

  • ★2人分の材料です。
  • セリ‥‥‥1把
  • 塩‥‥‥少々
  • しょう油‥‥‥大1
  • かつお節‥‥‥適宜
    (しょう油洗い用)
  • しょう油‥‥‥適宜
  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れてセリ1把を3~4等分に分けて、根元から湯に入れて、葉が浸ったらすぐに巻き簾に取る。
  2. 茹で上がったセリの根元をそろえ、しょう油(大1ほど)をかけて馴染ませ、5分ほどおいてからもう一度、巻き簾で絞る。(醤油洗い)
  3. セリの根だけを落とし、食べやすい長さに切って、器に盛り付ける。
    かつお節をのせ、お好みでしょう油をかけてどうぞ。

●お江戸の頃から必ず食べていた、せりのおひたし、でーーーっす! (^-^)

 さて、このHPの2014年5月の旬エッセイでも、ご紹介をしてますが★
 日本原産の野菜って、フキ、セリ、ウド、ワサビ、ジュンサイ、ゼンマイ、ワラビの、たった7種類のみなんだそうです・・・★
 今や、八百屋さんに並んでいる面々も、ほとんどが外来種なんですねぇ、は~ぁ、しみじみ。  (´_`。)

 さてセリなんですが、その住居といえば・・・湿地はもちろん、水辺の浅い処ならどこでもOK♡
 野生でも獲れる食材なんだとか★ 👀
 ・・・そしてお店屋さんで並んでいるのは、そういった野生のモノではなくって、養液栽培をされたモノも多いんだそう。 (゜-゜)

 私は知らなかったんですがセリさん、基本は田んぼの畦道などで、「根さえ植え付けておけば、勝手に育つ(!)」という植物らしく。
 面白いのは、湧水の方がよく育つんだそうで。
 ・・・豊臣秀吉さんにまつわる、こんな話があるそう。 👀
 秀吉さん、ようやくに天下を平定したので、京を守るために「お土居(土を積み上げて作った、お城などにあるような外郭)」を造成したそうなんですが。
 そこで清澄な湧水を見つけたので、・・・秀吉さんは私と違って、知っていたんでしょうね。 😅💦
 その湧き水を利用して、セリの栽培を始めたのだとか★

 地下水というのは、冬に暖かくて、夏は冷たく感じるモノ。 👀
 秋に苗を播(ま)いておけば、年末からお正月にかけてずーーっと庶民も楽しめたそうで♡
 それが徐々に広がっていって、今でも市街地に緑の芹田が残っているんだとか。 (゜-゜)

 お江戸の頃から愛されている味、せりのおひたしをどうぞ、ご堪能下さいませ~☆ (^-^)
 (2015.3.1 文責・山野亜紀)


 〇せりのおひたし

〇ふきのとう味噌

◎3月のお膳+お弁当☆(2015年)

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