おとっつぁん、あったよ、ほらそこに。植えたのも旨いが、野植えのものなら、喜びもひとしお。今宵のおかずは、せりのおひたし。
さて、このHPの2014年5月の旬エッセイでも、ご紹介をしてますが★ 日本原産の野菜って、フキ、セリ、ウド、ワサビ、ジュンサイ、ゼンマイ、ワラビの、たった7種類のみなんだそうです・・・★ 今や、八百屋さんに並んでいる面々も、ほとんどが外来種なんですねぇ、は~ぁ、しみじみ。 (´_`。)
さてセリなんですが、その住居といえば・・・湿地はもちろん、水辺の浅い処ならどこでもOK♡ 野生でも獲れる食材なんだとか★ 👀 ・・・そしてお店屋さんで並んでいるのは、そういった野生のモノではなくって、養液栽培をされたモノも多いんだそう。 (゜-゜)
私は知らなかったんですがセリさん、基本は田んぼの畦道などで、「根さえ植え付けておけば、勝手に育つ(!)」という植物らしく。 面白いのは、湧水の方がよく育つんだそうで。 ・・・豊臣秀吉さんにまつわる、こんな話があるそう。 👀 秀吉さん、ようやくに天下を平定したので、京を守るために「お土居(土を積み上げて作った、お城などにあるような外郭)」を造成したそうなんですが。 そこで清澄な湧水を見つけたので、・・・秀吉さんは私と違って、知っていたんでしょうね。 😅💦 その湧き水を利用して、セリの栽培を始めたのだとか★
地下水というのは、冬に暖かくて、夏は冷たく感じるモノ。 👀 秋に苗を播(ま)いておけば、年末からお正月にかけてずーーっと庶民も楽しめたそうで♡ それが徐々に広がっていって、今でも市街地に緑の芹田が残っているんだとか。 (゜-゜)
お江戸の頃から愛されている味、せりのおひたしをどうぞ、ご堪能下さいませ~☆ (^-^) (2015.3.1 文責・山野亜紀)
〇せりのおひたし
〇ふきのとう味噌
◎3月のお膳+お弁当☆(2015年)