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〇水ようかん

夏が来~れば、思い出す~♪
・・・カッコーーンと聞こえる、ししおどし。
水辺で冷やして、縁側で寛ぐ、
日本っていいなぁ~・・・、水ようかん。

  • ★2人分の材料です。
  • 水‥‥‥1.5カップ(300cc)
  • 粉寒天‥‥‥小2
  • 砂糖‥‥‥大2
  • こしあん‥‥‥80g
  1. こしあん以外の材料を鍋に入れ、混ぜながら一煮立ちさせて火を止め、こしあんを加えて溶かす。
  2. 濡らした型に入れ、冷やし固める。

●「水ようかん」ってはてさて、一体いつの頃からあったのやら・・・?

私こと山野亜紀所蔵の資料を探しますと、鎌倉時代末頃に「留学していた禅僧が伝えた羊羹」という記述がありますが、これは実は「羊のあつもの」
 ・・・当時は、「羊を用いた、とろみのある汁物」だったのに★

 そういえば・・・禅僧といえば、精進料理のイメージがありますよね。 (゜-゜)
 自分たちが、使い勝手が良いようにという事なのか・・・?
 精進料理として一工夫して出来上がったのが、この「豆粉や葛粉、小麦粉を混ぜて、固めたモノに汁をかけました」
 これが、もともとの日本の羊羹なのでした。 (^▽^;)
 いやはや、当時の時代にタイムスリップして羊羹に出会ったら、どんな心地がしたものなのでしょうか。 😅💦

 はてさて、「羊羹が、料理からお菓子に変わっていった・・・」のは、室町も中期に差し掛かった頃なのだとか★
 現代の和食の原点である本膳料理や仏事、茶会なんかで、お菓子(蒸し羊羹)に変化していったのだそう。 (゜-゜)

 さて、それでは「寒天の入った、練り羊羹(つまり、水ようかん★)」になったのは、一体何時頃なのかと思いきや(!)
 一番古い記述はというと、やはり食文化が一番発展したとされる、十一代将軍・家斉の頃なのだとか。 👀
 ・・・お砂糖の歴史的も言うと、八代将軍がバンバンと国内製糖(それまでは、輸入品でした★)に力を入れたので、この頃になると、庶民でもお菓子がずいぶんと楽しめるようになったとか。 (〃∇〃)

 今では、作らない和菓子店はないといった位に人気のある夏のお菓子、水ようかんなんですが。 👀
 私こと・・・山野亜紀が欠かさずに見ている「秘密のケンミンshow」では、富山県民が冬に炬燵で楽しむアイテムでもあるそう。
 というより、冬しか富山では水ようかんって、売ってないんだそうですが★
 ホントに、楽しみ方も様々ですよね♡
 「和心きらりレシピ」で、お楽しみ下さいませ~☆ (^_^)/
 (2014.8.1 文責・山野亜紀)


 〇水ようかん

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